TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

ほんだこんにちは、ホンダです。

昨日、令和3年度の1級建築施工管理技士の一次検定試験が実施されました。
新試験制度の第一回目として、出題形式等に注目が集まりましたが、次のようなものでした。
※出題一覧と正解番号はこちらをご覧ください

総出題数 72問(従来は82問)
総解答数 60問(従来と同じ)
 午前 44問出題 36問解答(以下内訳)
  建 築 学 15問出題12問選択
  設 備 等 5問出題5問選択
  躯  体 10問出題7問選択
  仕  上 9問出題7問選択
  施工計画 5問出題5問選択
 午後 28問出題 24問解答(以下内訳)
  施工管理法 10問出題10問選択
  五肢二択 6問出題6問選択
  法  規 12問出題8問選択

大きく変わったのは、次の4点と言えます。
➀ 総出題数が10問減った
➁ 選択の幅が大きかった躯体(従来は5/13)と仕上(従来は5/12)は、出題数が減少し、解答数が増加したことにより選択の幅が大幅に減少した。
③ 施工管理法の出題が20問から10問へと半減した。
④ 五肢二択は、躯体から3問、仕上から3問という出題で、二つの選択肢を全て正解しないと得点できない形式で、しかも配点は他の問題と同様に1点であった。

 さて、受験生の声を聞く限りですが、従来と比較して難易度が高まったと感じたようです。
そもそも82問から60問解答していたものが、72問から60問解答へと変わったのですから、問題選択の幅が狭まり、苦手なジャンルの問題も解かざるを得なかったでしょう。

 また、五肢二択も、事前には施工管理法の応用といわれていましたが、結局は躯体と仕上げの施工知識を問うもので、しかも二つ正解しないと1点取れないという難問となりました。この6問で6割以上が合格ラインと事前に公表されていましたので、その通りとすると、6問中4問以上の正解が必要と、かなり厳しい合格基準となります。

 以上のような本試験でしたが、いずれにしても、10月の二次検定に向けて第2ラウンドがスタートとということになります。暑い夏を迎えますが、頑張ってください。
 



出題項目と正解一覧はこちらをご覧ください。

午前の試験
am

午後の試験

pm



皆さん、こんにちは!

TAC二級建築士講師の岡部です。

 

本日、令和3年の二級建築士設計製図試験の課題が発表されました!

課題から読み取れることを、どこよりも早く速報としてお伝えします。

 

■令和3年二級建築士試験「設計製図の試験」の発表課題

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「歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)」

要求図書

1階平面図兼配置図[縮尺1/100]

各階平面図[縮尺1/100]

※各階平面図については、試験問題中に示す設計条件等において指定します。

立面図[縮尺1/100]

断面図[縮尺1/100]

部分詳細図(断面)[縮尺1/20]

面積表

計画の要点等

(注1)答案用紙には、1目盛が5ミリメートル(部分詳細図(断面)については10ミリメートルの方眼が与えられている。

(注2)建築基準法令に適合した建築物の計画(建蔽率、容積率、高さの制限、延焼のおそれのある部分、防火区画 等)とする。

------------■課題の分析■------------

.「鉄筋コンクリート造」について

予想どおり今年はRC造でした。ただし、これまであった「ラーメン構造」の指定がありません。「ラーメン構造」、「壁式構造」のどちらで計画しても可という解釈ができます。

また、例年あった階数の指定も今年はなく、2階建てなのか3階建てなのか、試験当日の問題で指定される形となりました。これらから、今年はより柔軟な対応力が求められる課題といえるでしょう。

.歯科診療所について

歯科診療所という用途については、平成9年度の木造課題で出題があり、ひさしぶりの出題となります。

「診療所」という名称ですので、入院のための施設をもたず、要求される室としては診療室、X線室、受付事務室、技工室(入れ歯などを製作する室)、院長室などが考えられます。医療側と患者側の所要室を適切に配置し、適切な動線とするプランニング力が求められます。

 

.併用住宅について

いわゆる施設併用型住宅の課題と言えます。RC造の施設併用住宅はこれまでも、カフェ、乳幼児用雑貨店、陶芸工房など多くの用途の出題がされてきました。併用住宅では、住宅側と施設側のアプローチ動線を適切に分ける動線計画が必要になります。

また、3階建てであれば住宅部分が2層にわたる2世帯住宅の場合や歯科診療所が2層にわたるケースも考えられ、柔軟なプランニング力が求められる課題といえます。

 

.建築基準法令に適合した建築物の計画

今年は新たに注意書きとして、「建築基準法に適合した計画」とすることが明記されました。

平成30年のRC造の課題では、延焼のおそれのある部分、防火区画(竪穴区画)が出題されています。建蔽率、容積率、高さの制限については、新規の内容になります。基準法に違反すると、即失格となる可能性があるため、建築法規についても、しっかりした対策をしておく必要があります。

 

.要求図書について

平面図の要求が「各階平面図」となり、2階建てになるか3階建てになるか、試験当日にならないとわかりません。どちらの場合でもしっかり作図が出来るよう対策をしていく必要があります。

また、平成30年に引き続き「部分詳細図(断面)」[縮尺1/20]が出題されました。屋根部分、2階床部分、基礎部分、どこが出題されるか分かりませんので、全ての部位についての練習が不可欠となります。

これまであった仕上げ表、主要構造部材表については要求がなくなりました。

 

以上、課題から読み取れることを速報としてお伝えしました。

この文末にRCの直近課題である平成30年本試験(地域住民が交流できるカフェを併設する二世帯住宅)の「TACオリジナル答案例」を掲載しましたので、作図内容の参考にして下さい。

 

 

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厳選した課題を繰り返し、1つ1つの課題を完全消化することが合格への近道と考えます。無理なく無駄なく合格しましょう!

 

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H30-2Q製図-本試験-答案例





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