TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤です。いざわ

先日、地下鉄のホームで久しぶりに「R25(アールニジュウゴ)」を手に取りました。フリーマガジンなのに良くできているな、といつも感心してしまいます。「18禁」ならぬ「25禁」の意味だそうです。

さて、手に取った理由は、裏表紙の「街に続々!ガス冷房!」という東京ガスさんの広告が目に入ったからです。


ガス冷房
って不思議ですよね。ガスで冷房ができるなんて。

そう、一級建築士学科試験でも良く出題されている吸収式冷凍機やGHP(ガスエンジンヒートポンプ)のことです。

 

「ガスエンジンヒートポンプは、エンジンの排熱の利用によって暖房運転時の効率の向上が図られている。」という正しい設問枝が平成17年計画No.19で出題されています。

 

冬は排熱利用による効率向上、夏は電気にたよらず節電というわけです。

東京ガスさんの広告でも節電が前面にアピールされています。

 

一級製図「大学のセミナーハウス」でも使えますよ。

よく使われる「空冷ヒートポンプマルチ型エアコン」の一つです。

図面上は、電気式でもガスエンジンでも変わりません。

 

余談ですが、ゼネコンに勤めていた方から「最近の若者は電力会社のビルの設計でコージェネレーション(熱併給発電)を提案しようとする」なんて笑い話(愚痴?)を聞いたことがあります。

どこがおかしいか分かりますか?

電力会社VSガス会社の構図は分かりますね?

コージェネは主にガスで発電してその排熱を利用するのですから、ガス会社の十八番ですよ!





こんにちは、ホンダですほんだ

試験が続いたりで、しばらくぶりの下町紹介です。

私が子供のころ、浅草の六区にはたくさんの映画館がありました。
東映、東宝、松竹の常設館があり、
その他にいわゆる3本立て名画座系のトキワ座、電気館など、10件近くあったと思います。

また、現在JRAの場外馬券場となっている敷地には、
「新世界」というアナーキーなレジャー施設があったり、
花やしきも当時は入場無料で、入口の前の見世物小屋では、
「オオイタチ」や「ろくろっ首」とかやっていたのを覚えています。

ビートたけしさんが修行をしていたフランス座や成人映画専門の映画館の前には、
子供心をドキドキさせる宣伝用のペンキ絵があって、いつも横目で見てました(笑)
ちなみに、ビートたけしさんは、高校の先輩でもあります。

ところが、現在の六区は、映画館がゼロです。
ボーリング場等も取り壊され、大型の再開発でごらんのとおりです。
IMG_1014

大型の量販店やホテル等が建設されるようですが、
新しい浅草らしい風景が生まれるといいんですが。。。

ちなみに、雷門の前には隈 研吾さんの設計した浅草観光センターがそびえ、
新しい浅草の風景になりつつあります。
IMG_1025

古いものがいいとはいいませんが、
個性的な浅草でいて欲しいと、つい思う昨今です。




こんにちは。ホンダですほんだ

ちょっと間があいてしまいましたが、
一級学科の試験翌日に法規の№23についてコメントした点について、
若干補足しておきます。

枝1は、士法10条4項の中央建築士審査会の同意の規定は、
士法9条では適用されないという結論でいいと思います。

一方、枝4は、まず、次の平成18年12月20日附則3条13項をご覧ください。

「この法律の施行の際現に旧建築士法第24条第1項の規定により置かれている建築士事務所を管理する建築士については、新建築士法第24条第2項の規定は、当該建築士事務所に引き続き建築士事務所を管理する建築士として置かれる場合に限り、施行日から起算して3年を経過する日までの間、適用しない。」

つまり、旧法の下での管理建築士を置いている場合、新法施行日から3年間は猶予するけど、
その後は新法24条2項を適用しますよ、といっています(経過規定といいます)。

ということで、士法24条2項です。

「前項の規定により置かれる建築士事務所を管理する建築士(以下「管理建築士」という。)は、建築士として3年以上の設計その他の国土交通省令で定める業務に従事した後、・・・中略・・・国土交通大臣の登録を受けた者(以下この章において「登録講習機関」という。)が行う別表第三講習の欄に掲げる講習の課程を修了した建築士でなければならない。」

そして、士法23条の4第1項では、建築士事務所の登録の絶対的拒否事由が定められており、その七号では、

「建築士事務所について第24条第1項及び第2項に規定する要件を欠く者」 とされています。

さらに、士法26条1項二号では、建築士事務所の登録の絶対的取消事由として、

「第23条の4第1項第一号、第二号・・・中略・・・又は第七号のいずれかに該当するに至つたとき。 」

としています。

つまり、3年経過しても講習を受講していない者を管理建築士として置いている事務所は、
原則として必ず登録を取り消すのであって、26条2項の裁量的な処分にはなりません。

さて、お気づきでしょうか。
枝1の9条は建築士に対する絶対的取消の規定であり、10条は裁量的な処分の規定です。

つまり、枝1でこの二つを区別して設問を設けているにも関わらず、
枝4では同じような関係にある士法26条1項と2項を区別していないかのような設問になっているのです。

うーん、№19と同じ結末になるのかな。。。





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