TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

こんにちは、セイタです。せいた

2級建築士の設計製図試験では、残りわずか
ラストスパートの時期ですね

そろそろ作図は時間内に描けるようになってきたでしょうか?


目標時間は、1・2階平面図兼配置図、立面図、矩計図、伏図、計画の要点、面積表などを含め「3時間」です!

1つの図面でも時間内に描き上がらない=「失格(不合格)」になってしまいますから、何が何でも時間内に描く練習を積む必要があります



今日は特に皆さんが苦手意識を持っている「矩計図(かなばかりず)」について、お話しします。
矩計図の目標作図時間「1時間」です!

今現在、1時間で描けますか?

矩計図を難しく感じる理由としては、線の1本1本の意味がよく分からない、どこから手を付ければいいのかわからない・・・など様々だと思います。


まず1つ言えることは、このように考え、迷いながら描いていては、試験では必ずタイムオーバーになるということ
特に、矩計図は最も時短可能な図種です
頭で考えなくても体が覚えるまで、何度も何度も繰り返し練習しましょう


それでは、矩計図のポイントです

矩計図の各線は、実は人間の体に例えると「骨」と「肉」からなります
人間の体は、ベースとなる骨があって、その上に筋肉やぜい肉(笑)がついていますよね?

矩計図の作図も一緒です。まずは骨組みとなる部分を確実に素早く描き、その上に肉付けをしていき、最後に一気に文字入れをすると効率的に素早く描けます


①骨格を描く。

20130829130104_00001
(注1)後で中線、太線でしっかり描くので、ここではうすい仮線(自分だけが分かる線)で描く(ただし、寸法線・寸法は、中線で描く。)
(注2)必要な寸法線、寸法についてはこの段階で記入する。
(注3)土台、胴差、軒桁などの主要な構造部材の断面は、太線で記入する。


まずは、この骨組みまで「15分」で描けるように、骨組みだけ描く練習を何度も何度も行うといいでしょう


②肉付けをする(大きく3つに分ける→1階床組部分、2階床組部分、屋根部分)。

20130829141723_00001

1階床組、2階床組、屋根部分の「肉付け」の作業で約2025分。
1階床組部分が苦手なら、その部分だけを繰り返し練習するなど、苦手部分をなくしましょう。
練習を積めば、ここまでトータルで3540分位で描き終えることができます


③文字入れをする。

文字は一気に記入する。仕上げ材料名、寸法などは何度も描いて覚えましょう。



この方法で、慣れれば1時間以内(早ければ50分位)で描きあげられます


矩計図の描き方はいろいろありますが、ぜひ試してみてください


 

こんにちは、セイタです。せいた

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級建築士の設計製図試験まで、残り1か月を切りました。

皆さん、設計製図試験に向けての学習は順調に進んでいますか?



平面図を作図している中で、皆さんがよく迷うものの1つが「寸法線の描き方」ではないでしょうか?

どの寸法を記入したらいいのですか?と受講生からもよく質問を受けます。何だかよく分からないから適当に描いてます、という方いませんか?



では、寸法線を描くポイントです。

     敷地または道路境界線からの建築物の距離(離れ)が分かる寸法を描く。

     建物の面積計算ができる寸法を描く。←これが重要です!

     寸法線の一番外側に、建物の離れ寸法と外形寸法を描く。内部に順番に細かい寸法を入れていく。

     寸法線は、最低2方向(X方向、Y方向)描く。


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このようなことは、図面を採点する採点者の身になって考えてみるとよく分かるのではないでしょうか。

採点者は、皆さんが描いた面積表の面積チェックをすると思います。その際、計算式の欄に書かれている寸法の数値が平面図のどこにも見当たらないと、チェックに困ってしまいますよね。



図面は伝達手段の1つです。試験ではそんな余裕なんてないかもしれませんが、相手に分かりやすい図面を描くという、やさしさも必要なんだと思います。



 


 


 

こんにちは、ホンダですほんだ

自分の家のにおいが気になることってありますよね。
我が家にも特有のにおいを感じることがあり、
芳香剤でごまかしてることがあります。

こうした芳香剤の効果をマスキングといいますね。
弱い音が強い音に打ち消される音のマスキング効果など、
環境設備の科目で学習します。

ただ、特有のにおいは、人をほっとさせる効果があります。
私にとって、浅草の地下街のにおいがこれにあたります。
ここが入り口です。レトロでしょ。
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現在、東京にある最古の地下街といわれ、
それはそれはディープな様相とにおいを醸しだしています。

私が子供のころ、この地下街の入り口近くに卵屋さんがありました。
その卵屋さんは、鳥の巣のようなわら屑のなかに、
親鳥がたったいま産んだように卵を陳列して、1個単位で売っていました。
(写真を撮っておけば良かった・・・)

そのころも地下街のにおいは半端じゃなく、
たまたま当時飼っていた手乗り文鳥の鳥かごを掃除するときのにおいと似ていたので、地下街のにおいのもとは、てっきりその卵屋さんだと信じていました(卵屋さんごめんなさい)。

今は卵屋さんもなくなりましたが、
当時と全く同じにおいが地下街を包み込んでいます。
においのもとは定かではありませんが、
さすがに夏場は避けたいときがあります。

ところが近年、ここにタイ料理屋さんとベトナム料理屋さんが出店し、
なかなか美味しいとの評判で、
若い女性を中心に賑わいをみせています。

これらのお店で特筆すべきは、
空調に工業用扇風機を使っていることです。
というのも、エアコンの室外機を設置するところがないので、
店の外から強烈な風を店内に送り込んでいるのです。
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当然ながら店内の調理場のにおいは地下街にあふれ、
もともとのにおいと入り混じって、うーん。。。。マスキング?!

実は、この地下街を私は毎日通って通勤しています。
臭いなぁと思う時がほとんどですが、
たまに旅行などに行って帰ってくるとき、
この地下街にたどりつくと、ホッとしていることに気がつきます。

地下街の店舗のことを建築基準法では「構え」といい、
この一つ一つの「構え」を建築物と同様に扱っていますが、
今の浅草の地下街の「構え」には、つい身構えたくなるものが(笑)

700円の床屋さん、3本980円のDVD屋さん、占い屋さんに、浅草名物焼きそば屋!
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ただ、構造的にもうそんなに長くはないかと。
どうか、大改修される前に、
半世紀以上の歴史のある昭和のにおいを感じてみてほしい、
そんな浅草の名所中の名所がこの地下街です。







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