TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤ですいざわ

■問題
バキュームブレーカーは、給水管内の水圧変動によって衛生器具内部が真空に近い状態になることから発生する振動や騒音を防ぐ装置である。
(一級環境・設備:平成18No.20

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■解答
誤。
設問の「振動や騒音」の部分は「逆流」の誤りです。
ウォーターハンマーなど、給水管内の水圧変動による「振動や騒音」を防ぐ装置にはエアチャンバーがあります。
少し紛らわしいですが、ペアでしっかり区別して覚えてください。

――――――――ポイント――――――――
バキュームブレーカー
 逆流防止。
エアチャンバー
 ウォーターハンマー防止。振動・騒音の防止。
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バキュームブレーカーについては、「百聞は一見に如かず」ですので、次図を見てください。
ウォーターハンマーも次図を見てください。バルブの急閉鎖などによって生じる、いわば「水の玉突き事故」で、その急激な水圧上昇によって、振動や騒音が発生します。
エアチャンバーは、配管内に設け、水圧上昇を吸収するエアバッグのようなものです。
Vacuum breaker 2
Water hammer

井澤ですいざわ

■問題
シャワーの給水の最低圧力を、30kPaとした。
(一級環境・設備:平成23No.14改)

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給水必要圧力のポイント―――――
一般水栓
 30kPa(キロパスカル)
シャワー、大・小便器洗浄弁(フラッシュバルブ)
 70kPa
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シャワー、大・小便器洗浄弁は、水圧が高くないと機能しませんからね。

では、応用です。
ロータンク式の大便器の給水必要圧力は?

タンクに勢い良く水を溜める必要はありませんから、
30kPaです。
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■解答
誤。70kPaです。

井澤ですいざわ

■問題
集合住宅における設計用給水量として、居住者1人1日当たり200350L(リットル)とした。
(一級環境・設備:平成23No.14

―――――
設計用給水量のポイント―――――
集合住宅
 200350L/人(居住者)
事務所ビル
 60100L/人(在勤者)
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プラスアルファで「100L=0.1(立方メートル)」も覚えておいてください。
もうひとつ、上記の数値は実際の使用量に余裕を見込んだ設計用の数値ですが、集合住宅については実際の使用量も覚えておいてください。

「一般の住宅における水の使用量は、
居住者1人1日当たり年間平均で150300である。」(正)

この年間平均値に50
の余裕を見込んでいるわけです。
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■解答

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