TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

ほんだこんにちは、ホンダです。
とってもとってもお久しぶりです。
実はここ数カ月、あまりに多様な業務に追われまして、
ブログは、すっかりサボッてしまいました。ごめんなさい。

さて、2014年の受験対策講座もいよいよスタートしました。
といっても、まだ基礎講座だけですが、このスタートに合わせてブログ書き込みも再開します。
しかも、できるだけ受験に直接役に立つ話題をお話ししようと思っています。

2013年の学科試験もそうでしたが、近年、法規の難易度が相対的に高くなっています。
試験後、時間が足りなかったという受験生の声が多いのも圧倒的に法規です。
そこでTACでは、受験会場持込み用のオリジナル法令集を開発し、書店販売することにしました。
12/20に書店に並ぶ予定です。

法令集なんてどれでも同じ、と思われるかもしれませんが、実はかなり差があります。
選んだ法令集によって、3~4点の違いが生じるといっても過言ではないでしょう。

ちょっとしたレイアウトや関連等の引用の記載、そして付属のインデックスの出来栄え等によって、引きやすさや見やすさが大きく変わります。
どうも法令集が使いこなせないという方や、インデックスが多すぎてかえって引きにくいというような方は、是非とも、TACの法令集をお勧めします。

なんだか久しぶりのブログがCMのようになってしまいました。
でも、本当に法令集の選択は大切です。書店でじっくり比較検討してみてください。

次回は、法令集の線引きについてお話します。





こんにちは、神部です。かんべ

ホームページとこちらのブログで総評などを掲載しましたが、実際にTAC設計製図コースが、今年度の課題にどのように対応していたかをお伝えしたいと思います。



今年度の課題は、景勝地に建つ地域に開かれた美術系“大学のセミナーハウス”でしたね。


①学生と教員が利用する、特定の人だけが利用する施設を地域住民にも開放すという課題でした。

試験においては開かれた施設交流というテーマがつきものですから、TACでは、地域住民との交流を課題に取り入れていました。


南道路南側景観の条件にも、TACはしっかり対応していました。

南側のアプローチ計画と景観配置が求められた今年の課題として、非常に重要なことです。


③要求室の床面積が適宜指定されたものが多く、受験者が収容人数から床面積を算定する課題でしたが、TACでは、2課題に1課題の割合、適宜指定及び算定法の訓練を行ってきました。

自由度が高まった近年の試験を想定して、当然の対策だったわけです。


④TACでは、景勝地における景観を取り入れる練習をしてきました。

なぜなら、建ぺい率の制限勾配屋根などの景観保全の対策練習ができますし、この練習が、都市型の出題にもそのまま応用できるからです。

実例は、ほとんど景勝地ですからね。


⑤音楽大や美術系大学について、対応練習をしていましたので、アトリエなども出題していました。

このような大学の専門性を考慮した出題も、やはり想定しておくべきでしょうね。


⑥TACでは、敷地が平坦でない、又は地階が要求される、既存建築物があるなどのトリッキーな出題は応用練習で行い基本的なゾーニング、動線計画を重視した課題を優先してきました。

バリアフリーとは、段差を設けないことが原則で、屋内にスロープを設けるような問題づくりのための条件は考えづらいですよね。



TACの設計製図コースの課題数は8課題です。

課題数が少ないと思われる方も多いのではないでしょうか。

実際に、受講前に課題数のことを不安に思われる方もいらっしゃいました。


ですが、我々TAC講師は、多すぎる教材・課題は、消化不良を起こし、かえって学習の負担が増すだけだと考えています。独自性や意外性をアピールすることなく、受講者の目線で考えた結果だと思ってください。


昨年、他講習で不合格になってしまった、今年のTAC受講生は、


「今年は、適切な課題数で、より良いプランニングを目指し、作図練習を徹底することで、
昨年身につかなかったものが、TACでは数段上達できた。」


とのことでした。


まさに、TAC講習が目指した、
適切な課題を確実に消化させることにより、プランの完成度、作図の精度を高め、着実に達成度を高める。

量より質の学習を目標とする。

その指導方針が間違っていなかったということだと思っています。


以上、TAC課題の対応についてでした。
近日中に「一級設計製図本試験採点のポイント」動画もアップします。
ぜひ覧ください!かんべ


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TAC講師の神部です。かんべ

TAC受講生、全受験者のみなさん大変お疲れ様でした。

 今年度試験の内容は、多くの実例建物に基づいた“景勝地に建つ大学のセミナーハウス”でしたので、講習で学習してきたとおり、基本に忠実な想定内のものであったと思います。しかし、想定内とはいえ、前面道路と最良の景観側(湖)が同じ南側という条件から、1階のアプローチ計画と景観に配慮した配置計画をどううまく両立させるか、また、建ぺい率の上限が60%という条件から、各所要室をいかにコンパクトに配置するかが最も苦労されたところではなかったでしょうか。また、アトリエ及びアトリエ準備室以外の床面積はすべて適宜指定であったことから、諸室の適切な規模想定が求められ、それらが今課題の特徴であったといえます。

では、試験の主な採点のポイントを探ってみましょう。

①建ぺい率の上限が60%
 敷地面積が1750㎡に対して、建築面積の最大限度は1,050㎡となり、標準的な経済グリッドでいえば、7m×6mグリッドで約24コマ分、7m×7mグリッドで約20コマ分が限度ということになります。バルコニーや軒の出が1mを超える場合は、その部分も算入されます。
 これに違反すると失格又は採点上大きなマイナスとなります。

②アプローチ計画と屋外テラスの計画
 “利用者及び車いす使用者用駐車スペース”と“職員及びサービス用駐車スペース”のアプローチは分離できましたか。
 屋外テラス及び食堂は、「一体的に利用する」条件でしたから、図のように明るく開放的に南側景観配置とするのが原則です。

1級設計本試験配置計画-枠付


③ゾーニング・動線計画
●「研修部門及び共用部門の食堂は、地域住民との交流の場・・・」という条件ですので、順当に考えれば、研修部門及び共用・管理部門を1階、宿泊部門(浴室を含む)を2階に計画するのが最も基本的なゾーニングとなります。ただし、共用部門の食堂及び屋外テラスは、1階及び地上に計画するのが妥当ですが、「屋外テラスは、地上又は1階の屋上・・」とありますので、1階屋上に屋外テラス、食堂を2階に計画することも可能であったと思われます。ただし、その場合、食堂は地域住民も使用できる条件でしたからEV及び階段に近い位置に設ける動線計画が求められ、宿泊部門とのゾーニングが難しくなると思われます。
●管理事務室は、管理部門内に計画することよりも、エントランスに隣接させ、地域住民が利用する研修部門全体及び食堂が見通せる計画が優先されます。
●1階の動線計画は、出来るだけ学外者がわかりやすい動線で誘導できる計画とするのが基本です。

④景観を眺望として取り入れた計画
 「眺望に配慮する」という条件は、浴室だけでしたが、立地条件から考えれば、景観配置の優先順位〔食堂浴室(眺望指定)談話室宿泊室〕を考えた室配置が適切と考えられます。また、浴室は、「眺望に配慮する」という条件から、出来れば湖側(道路側)がベストですが、それに準じる北、東側の樹林側配置とすることもできたと思われます。

⑤要求室の規模等
(1)エントランスホールに吹抜けとラウンジ゙、作品展示スペースの計画
 エントランスホールは、まとまった交流スペースとして約150㎡程度あればよいでしょう。「明るく開放的に・・・」という条件でしたから、50㎡程度の広めの吹抜けを設け、上部にトップライトを設けるなどの計画が適切です。
(2)アトリエの面積及び天井高さ
約150㎡(135㎡~165㎡)で、心々で10m以上の無柱空間で要求されました。天井高さ5m以上は、通常、吹抜け状空間として確保するのが適切です。
(3)床面積が適宜の要求室は、次の標準面積で計画できましたか。
 ただし、下記の床面積に固執するよりも平面計画全体のバランスと間仕切壁が柱割りと一致した整然とした計画の方が優先すると考える方が適切です。
●セミナー室: 2~2.5㎡/人を目安
 セミナー室A(50人):約100㎡
 セミナー室B(15人):30㎡~40㎡
 セミナー室C(8人室に2分割):30㎡~40㎡を2分割
●宿泊室
 ・洋室(4人部屋):洗面台と便所+PS及び談話コーナーを含め、30㎡~40㎡/室
 ・和室(12畳):洗面台と便所+PS、押入れ付きで、30㎡~40㎡/室
 ・洋室(個室):バス、洗面台、便所+PSで、約20㎡/室
●浴室(各室5人):男女別に、脱衣室を含め、20㎡~30㎡
●談話スペース(10人):約30㎡
●管理事務室(2人):6~8㎡/人を目安⇒約15㎡
●食堂(30人):1.5~2㎡/人、厨房は食堂の1/2程度

⑥景観保全の勾配屋根に関する設計上のポイント
(1)勾配屋根の構造計画
 勾配屋根をRCスラブで剛床として設計した場合、スラスト(柱に作用する水平力)に配慮して、2階柱の断面を1階柱同寸とすること、大スパン梁や小梁を、勾配と直行するけた行方向に水平に設けることなどがポイントとなります。
(2)各階における設備スペースの計画
 勾配屋根のため、屋上に設備スペースを設けることが難しいことから、1階の設備機械室、又は地上、もしくは1階屋上に適切な広さの設備スペースを設けなければなりません。
(3)屋根勾配を活かした空間計画
 勾配屋根を利用した、天井高さの計画や天窓(トップライト)や頂側窓などによる自然採光を取り入れた計画が必要となります。

⑦設備計画に関する設計上のポイント
●学生用宿泊室に、便所、洗面台を設け、適宜1、2階にP.Sの計画が必要でした。
●浴室用の給湯・ろ過設備の設置位置について記述が求められました。給湯器をバルコニーに設置し、ろ過設備は、2m×3m程度の設備スペースに設ける計画とするか、又は、浴室に近い位置に設備室があれば給湯器、ろ過設備とも設備室に計画するが順当であったと考えます。

以上、平成25年度 1級建築士設計製図試験の大まかな総評でした


10月16日1級建築士設計製図試験の総評とオリジナル答案例をTACホームページにて公表します。
ぜひご覧ください!
また、近日中に「一級設計製図本試験採点のポイント」動画もアップします。
こちらも併せてご覧ください!

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