TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤ですいざわ


■問題
日本におけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物である。(一級環境・設備:平成25No.20改)

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環境に配慮した建築物について、次のようないろいろな用語がありますが、エネルギー消費量がゼロであれば、CO2排出量もゼロですから、エネルギーに注目するか、CO2排出量に注目するかの違いで、目指すところはすべて同じです。

・ZEB(ゼブ)
  エネルギー消費量がゼロのビル。
  エネルギー消費量を太陽光発電などの再生可能エネルギー生産量でまかなう。
・ZEH(ゼッチ)
  エネルギー消費量がゼロの住宅(House)。
・ゼロカーボン建築・カーボンニュートラル
  CO2排出量がゼロ。
  CO2排出権の取引、つまり、植林・森林保護等によるCO2吸収量を
  排出権として購入するカーボン・オフセット(相殺)を含む。
・カーボンマイナス建築
  CO2吸収量がCO2排出量を上回る。
・ゼロエミッション
  排出量ゼロ。
  広義ではあらゆる排出量がゼロ。狭義ではゴミ排出量ゼロをいうことが多い。


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■解答

井澤ですいざわ

■問題
暖房時において、蒸気加湿器によって加湿すると、絶対湿度は上昇するが、乾球温度はほとんど変化しない。(一級環境・設備:平成20No.18改)

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加湿器には、次のような種類があります。

・蒸気吹出し式
 気体である水蒸気を吹き出して加湿する。
・水噴霧式
 微粒子の水を噴霧して加湿する。
・気化式
 常温の水に風をあて気化させて加湿する。

―――――――――ポイント―――――――――――
ポイントは、加湿に伴う温度変化です。

・蒸気吹出し式
 すでに気体となっている水蒸気を吹き出すため、
 加湿しても
空気の温度が変化しない

・水噴霧式と気化式
 水が蒸発して水蒸気になる際に周囲から気化熱を奪うため、
 加湿すると空気の温度が低下する
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■解答

井澤ですいざわ

■問題
SHFとは、空調機により空気に加えられ又は除去される熱量のうち、潜熱量の占める割合をいう。(一級環境・設備:平成19No.18

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SHFとは、顕熱比のことです。したがって、設問は「潜熱量」ではなく「顕熱量」の誤りです。

「潜熱比」という指標はありません。
ですから、分かっている人はこの問題を見て「なめてんのか?」と思われるかもしれませんね。
潜熱(センネツ)のSと混乱させているつもりか?と。

SHFは、
Sensible Heat Factor の略です。
Sensible」は、センサーから連想できるように、「知覚できる」という意味です。
したがって、「Sensible Heat」は、知覚できる熱、すなわち顕熱です。

なお、
顕熱とは顕わ(あらわ)な熱であり、温度変化を伴う熱です。
一方、潜熱とは潜む(ひそむ)熱であり、空調では、熱としては知覚できない、湿度変化を伴う熱です。

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■解答

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