TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤ですいざわ

■問題
BMS(ビルディング・マネジメント・システム)は、設備の機能を確認するために必要な室温やエネルギー消費量等を計測・計量し、得られたデータを効率的に分析する機能のことである。(一級環境・設備:平成22No.12

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「データなくして管理なし。管理なくして省エネなし。」と言われます。

BMS
(ビーエムエス:ビルディング・マネジメント・システム)は、省エネのためのデータの計測(モニタリング)と分析を行うシステムのことをいいます。具体的には、室内温湿度、空調冷温水温度・流量、電力量、水道使用量、COP(エネルギー消費係数)などなどのデータです。

このうち、環境配慮、エネルギー消費の分析を高度化したものを、
BEMS(ベムス:ビルディング・エネルギー・マネジメント・システム)といいます。

さらに、住宅に関するBEMSを特に
HEMS(ヘムス:ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)といいます。

HEMSはまだ出題されたことはありませんが、そろそろ狙われそうな予感です。


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■解答

井澤ですいざわ

■問題
設備診断における物理的劣化とは、設備システムの劣化のうち、要求機能の変化や技術革新による陳腐化が要因となって生じるものである。(一級環境・設備:平成14No.18改)

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当然のことながら、設備の性能は、要求性能以上であることが求められます。
すなわち、「設備の性能」≧「要求性能」 です。
これが、「設備の性能」<「要求性能」となってしまうことを設備の劣化といいます。

この劣化が生じる原因には、次の2つが考えられます。

一つ目は左辺の
「設備の性能」が低下すること。
例えば設備部品の摩耗・消耗・腐食等による現状性能の低下です。
これを物理的劣化といいます。物理的要因に起因するという意味です。
一般に劣化と言えばこれがイメージされます。

二つ目は右辺の「要求性能」が向上すること。
例えば技術革新により高性能の設備が登場したり、法が改正されたりすることによって、使用者の要求性能が向上する場合です。
この場合には、左辺の現状性能は変わらないのに、右辺の「要求性能」が向上することによって、大小関係が逆転して「劣化」に該当してしまいます。
これを社会的劣化といいます。社会的要因に起因するという意味です。

――――――――ポイント――――――――
・物理的劣化
 設備の性能の低下による劣化
・社会的劣化
 要求性能の向上による劣化
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■解答
誤。設問は社会的劣化のことです。



 


 

井澤ですいざわ

■問題
オゾン層破壊係数は、オゾン層を破壊する物質に対して、CFC11の破壊力を基準として、他の物質の破壊力を相対的に示すものである。(オリジナル)
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■解答 正
設問は正しい記述です。
なお、地球温暖化係数は、地球を温暖化させる温室効果ガスに対して、二酸化炭素の温室効果量を基準として、他の物質の温室効果量を相対的に示すものです。
――――――――ポイント――――――――
・地球温暖化係数
 →二酸化炭素が基準
・オゾン層破壊係数
 →CFC-11(指定フロンの一種)が基準
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また、「冷凍機に使用される代替フロン(HFC)は、オゾン層の破壊防止については効果があるが、地球温暖化係数については二酸化炭素を上回っている」ということも頻出のポイントです。

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