TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤ですいざわ

■問題
片側採光の部屋における照度の均斉度を、1/5とした。(一級環境・設備:平成18No.4改

―――――――――――――――――――

均斉度とは、照度分布の均一さの指標です。
ある面上の「最小照度/最大照度」または「最小照度/平均照度」で表わされ、均斉度が大きいほど明るさが均一であることを示します。

片側採光の部屋では、どうしても窓付近は明るく、室奥は暗くなりますが、それでも均斉度を/10以上とします。

・同様の基準として、タスク・アンビエント照明において、全般照明の照度は、局部照明の照度の/10以上とすることが望ましい、という基準があります。これも均斉度1/10以上という内容です。タスク・アンビエント照明では、省エネのために全般照明の照度を低くしますが、それでも均斉度を1/10以上とします。

――――――――ポイント―――――――――
・片側採光
・タスク・アンビエント照明
は、ともに均斉度を1/10以上とすることが望ましい。
―――――――――――――――――――――
■解答

言うまでもなく、1/5≧1/10です。

井澤ですいざわ

20の応用とも言える問題です。

■問題
どの方向から見ても光度が一様となる面を、均等拡散面という。(一級環境・設備:平成12No.7改)

―――――――――――――――――――――
■解答

どの方向から見ても輝度が一様となる面を、均等拡散面といいます。
光度ではありません。
ポイントは、№20で学習した次の内容です。

――――――――ポイント―――――――――
【光度】点光源の明るさ
【輝度】面光源の明るさ
―――――――――――――――――――――
均等拡散「面」ですから、「輝度」が一様となる面、というわけです。

均等拡散面は、どの方向から見ても明るさが同じ面のことで、わかりやすく言うと光沢のない面です。普通紙は均等拡散面に近いです。
一方、金属の光沢面は光の当たる方向と見る方向によって明るさが全然違いますよね。

 

井澤ですいざわ

光の量を表す測光量には5種類あり、その意味と単位が出題のポイントです。そのどちらが出題されても例年正答率が低いので、ぜひマスターしてほしい内容です。

■問題
輝度の単位は、cd/㎡である。
(一級環境・設備:平成21No.1

――――――――ポイント―――――――――
光の基本単位となるのが光束で、他の4つの指標もこれをベースにしています。
①【光束】 光のエネルギー量。 単位はlm(ルーメン)。

面が受ける、または面から発する光の量について、次の2つの指標があります。
②【照度】 面が受ける光束。 単位はlm/㎡、照度の場合は特にlx(ルクス)といいます。
③【光束発散度】 面から発する光束。 単位はlm/㎡。

光源の明るさの指標として、大きさを無視できる点光源についての光度と、テレビやディスプレイのような面光源についての輝度の2つがあります。
④【光度】 点光源の明るさ。 単位はcd(カンデラ)。
⑤【輝度】 面光源の明るさ。 単位はcd/㎡。

特に光度と輝度の単位が間違いやすいので、光度のほうをゴロで覚えてしまいましょう。

koudo

―――――――――――――――――――
■解答

↑このページのトップヘ