井澤です
■問題1
型枠支保工の構造計算において、固定荷重として、鉄筋を含んだ普通コンクリートの荷重(24kN/㎥×部材厚さ(m))に在来工法の型枠の重量0.4kN/㎡を加えた値を用いた。(一級施工:平成27年No.9)
■問題2
型枠支保工の構造計算において、コンクリートの打込みをポンプ工法により行うので、打込み時の積載荷重を1.5kN/㎡とした。(一級施工:平成24年No.9)
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■解答
問題1、2ともに正。
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前回は型枠支保工の水平荷重を学習しました。
今回は型枠支保工の鉛直荷重です。
型枠支保工の鉛直荷重は、建築物の鉛直荷重と同じく、固定荷重と積載荷重に分けて考えます。
―――ポイント:型枠支保工の鉛直荷重――――
型枠支保工の鉛直荷重は、固定荷重と積載荷重の和とする。
種類 |
説明 |
具体的な値 |
固定荷重 |
打込み時の鉄筋・コンクリート・型枠の重量による荷重 |
固定荷重は、鉄筋を含んだ普通コンクリートの荷重(24 kN/㎡×部材厚さm)に、在来工法の型枠の重量0.4 kN/㎡を加えた値とする。 |
積載荷重 |
打込み時の打設機具、足場、作業員、資材の積上げなどの重量による作業荷重及び打込みに伴う衝撃荷重 |
積載荷重は、ポンプ工法による打込みの場合は、1.5kN/㎡とする。 |