TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤ですいざわ

平成25年 一級建築士学科試験の合格発表がありました。
合格された方、本当におめでとうございます。

今年は科目基準点の補正はなく、総得点が92点に引き上げられました。
総得点の平均点が想定より高かったということです。
総得点を引き上げても、合格率は19.0%と比較的高い結果となりました。

(公財)建築技術教育普及センター
http://www.jaeic.or.jp/pdf/1k-goukakukettei-h250910.pdf

解答番号も公表されていますが、TACが速報時点で公表していたものと同一でした。

学科Ⅲ法規では、No.6とNo.19を複数解答とする措置が講じられました。
この措置の理由について、上記のセンターのホームページで丁寧な説明が加えられています。

法規No.6の詳細は次報にて。

はじめまして。事務局の田代ですたしろ

今日はTAC各校においてある「TACNEWS10月号」から、おすすめ記事をご紹介します。
20130906172436_00001
特集は「ゼネコン勤務の一級建築士~活躍のフィールドとその魅力~」です!
一級建築士はゼネコンの中でどのような活躍をしているのか、一級建築士にとってゼネコンの魅力とは何かなど、ゼネコンに勤務されている一級建築士の方に伺ったインタビュー記事です。
勉強方法にも触れているので、建築士試験の勉強をしている方は是非、読んでみてください。

「世界の建築 第6回」ではアメリカのNYにある「グッゲンハイム美術館」をとりあげています。
そのユニークな外観は、今ではマンハッタンの単調な街区を彩るランドマークのひとつになっているとか。

その他、気分転換に最適な数字パズルなど、今月も魅力的な内容が満載です!
お近くのTACで是非、入手してくださいね。

TAC MAPはこちら→

井澤です。いざわ

次の2つの問題の正誤を考えてみてください。今年の一級とニ級の「構造」の問題です。

25一級構造〔No.15〕枝1
『地震時の変形に伴う建築物の損傷を軽減するために、靱性のみに期待せず強度を大きくした。』
25二級構造〔No.18〕枝1
『靱性に乏しい構造であっても、十分に強度を高めることによって、耐震性を確保することができる。』

どちらも「正」です。
耐震性は、主に「強度」×「靱性(塑性変形能力)」で評価されます。
両者を兼ね備えたものが、まさに「強靭」ですね。

靭性とは粘り強さです。傷ついても容易に倒れない粘り強さです。
靭性に期待する場合は、「変形に伴う建築物の損傷」が残ります。それでも、
「変形が残る」 → 「地震エネルギーが変形に費やされる」 → 「地震エネルギーが早く減衰する」
に期待するわけです。

ただし、近年の建築士の出題を見ていて、私は出題が靭性に偏りすぎてはいないか、ということを強く感じていました。
まるで、強度よりも靭性のほうが大事であるかのように。
前述の2つの問題を見て、出題者も同じ疑問を持ったのではないか、という印象を受けました。

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