TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

こんにちは ホンダですほんだ

2014年の建築士試験について、一級も二級も試験要領が公表されましたね。
予想通り、一級は学科試験が7/27、製図試験が10/12、
二級は学科試験が7/6、製図試験が9/14です。
詳細はこちらを。

そして、週明け3/17から、二級は郵送の願書請求が開始されます。
いよいよ今年の建築士試験も本番ムードになってきました。

ところで、建築士試験の受験料ですが、学科と製図の両方を受験する方も、
学科免除で製図のみ受験する方も同じって違和感がありませんか?
ちなみに今年は一級が19,700円、二級が16,900円です。

実は、以前に総務省からこの件について是正勧告が出たのですが、
これを是正すると、学科試験の受験料は下がるけれど、受験者が少ない製図試験の受験料はかなり高くなってしまうため、やむを得ないという結論になっています。
詳細はこちらを。

この試算によると、学科と製図の双方を受験する場合、受験料が4万円になるというのです!
試算の根拠が出ていますので、理屈はわかるのですが、釈然としません。

だいたい、この試算をみると、マークシートの学科試験で受験料が1万円を超えるって、
他の国家試験から比べると高いと思うんですが。。。
ちなみに、司法書士は択一と記述試験があって6600円、
不動産鑑定士は択一と論文があって13000円です。

受験生の皆さん、こんなに高い受験料を何度も払うのはバカらしいので、
是非1回で合格を目指してください。

井澤ですいざわ

■問題
間接照明とは、アクリル、ガラスなどを通して照射されるものをいう。(一級環境・設備:昭和63No.23改)


間接照明と拡散照明を勘違いしないようにしましょう。
――――――――ポイント―――――――――
・間接照明
光を天井や壁などで反射させ、作業面に直接入射しないようにする照明方式。
・拡散照明
乳白色ガラスや紙障子などの透過性のある材料を通して光を拡散させる照明方式。
―――――――――――――――――――
■解答

井澤ですいざわ

22に引き続き、今回も均斉度がテーマです。

■問題
昼光による室内の照度分布を均斉にするためには、窓に透明なガラスを用いる場合より光の拡散性が高いガラスを用いる場合のほうが効果は大きい。(一級環境・設備:平成18No.5

――――――――――――――――――――
設問の「室内の照度分布を均斉にする」とは、すなわち「均斉度を高める」ということです。また、「光の拡散性が高いガラス」の代表例は、すりガラスです。

そして、採光量と均斉度は必ずしも両立しません。
採光量が多くても、明るいところと暗いところの差が大きくなれば均斉度は低くなります。
――――――――ポイント―――――――――
光の拡散性が高いガラスは、
・採光量は少ない
・均斉度は高い
――――――――――――――――――――
■解答

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