TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。


井澤ですいざわ

■問題
基準階の床面積が500㎡の計画において、コアを1か所に集約し、四周を事務室が取り囲むセンターコアとした。
(一級計画:平成6年No.11)

コアとは、階段、エレベーター、便所等をひとまとめにした部分をいいます。
基準階の平面形式は、コアの配置によって、次のように分類されます。

core plan

また、基準階の面積によって、適したコアプランが変わってきます。

――――――――ポイント――――――――
■センターコア(中央コア)
 →面積が大きい場合(1,000㎡以上)に適する
■片寄せコア(片コア、偏心コア)、分離コア(外コア)
 →面積が小さい場合(500㎡程度)に適する
――――――――――――――――――――

なお、分散コアと分離コアは、文字は似ていますが、異なりますので注意してください。

■解答
 誤

井澤ですいざわ

■問題
基準階の床面積が3,000m2の貸事務所ビルにおける基準階のレンタブル比を、75%とした。
(一級計画:平成18年No.11)

レンタブル比は、収益性に関する指標の一つであり、「全体の面積」に対する「収益部分の床面積の合計」の割合です。
「建築物全体のレンタブル比」であれば、分母は「延べ面積」、
「基準階のレンタブル比」であれば、分母は「基準階の面積」となります。

――――――――ポイント――――――――
■建築物全体のレンタブル比
 ・65~75%程度(約70%と覚えておきましょう)
■基準階のレンタブル比
 ・70~85%程度(約80%と覚えておきましょう)
――――――――――――――――――――
建築物全体の場合はエントランスホールや設備室などが含まれるため、基準階の場合に比べて小さくなります。
――――――――――――――――――――
■解答
 正

井澤ですいざわ

6回にわたり「住宅・集合住宅の実例」を扱ってきました。

皆さん、実例の問題は苦手ですよね。
それを克服するには、
1.過去、3年前以前に出題されたものをしっかり覚えること
  1年前、2年前に出題されたものは、連続して出題されません!
  しかも、出題の記述は建築設計資料集成(丸善)に基づいていますから、
  おのずと、過去問の繰返しが多くなります。
2.諸方式の先駆や代表例が出題されます。
  したがって、諸方式とペアで覚えること
3.百聞は一見に如かず、ですからネットで画像検索して興味を持つこと
です。

住宅・集合住宅の実例のポイントをまとめましたので、これだけはしっかり覚えておきましょう!(便宜上、1年前、2年前に出題されたものも入っています。)

―――――住宅・集合住宅の実例のポイント―――――
【住宅】
■ワンルーム住宅(一室型住宅)・・・スカイハウス(菊竹清訓)、から傘の家(篠原一男)
■戦後の最小限住宅の先駆・・・立体最小限住宅(池辺陽)、増沢洵邸(増沢洵)
■コア型住宅・・・・・・・・・ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)
■コートハウス・・・・・正面のない家(坂倉建築研究所)、
            まつかわぼっくす(宮脇壇)、
シルバーハット(伊東豊雄)
■混構造住宅・・・・・・軽井沢の家(吉村順三)、まつかわぼっくす(宮脇壇)

【集合住宅】
■コーポラティブハウス・・・・・・ユーコート、Mポート
■コレクティブハウス・・・・・・・インナートリッププラザ神山町
■スケルトン・インフィル住宅・・・NEXT21
■シェアハウス・・・・・・・・・・りえんと多摩平
■環境共生住宅・・・・・・・・・・世田谷区深沢住宅
■ストリート型住宅・・・・・・・・プロムナード多摩中央
■コモンアクセス・・・・・・・・・タウンハウス諏訪、熊本県営竜蛇平団地
■路地アクセス・・・・・・・・・・ライブタウン浜田山
■中廊下型+大きなテラス・・・・・東雲キャナルコート
■戦後のDK型の先駆・・・・・・・公営住宅標準設計51C型
■マスターアーキテクト方式・・・・ベルコリーヌ南大沢
■都市デザインガイドライン・・・・幕張ベイタウン
■空中歩廊(上の道)・・・・・・・・茨城県営松代団地
■斜面敷地・・・・・・・・・・・・桜台コートビレッジ、六甲の集合住宅
―――――――――――――――――――――――

↑このページのトップヘ