温熱指標からは平成22年にPMV、23年に標準新有効温度、24年に作用温度、25年にPMVが出題されています。
■問題
有効温度は、室内の温熱感覚に関係する気温、湿度、気流、放射、人体の代謝量及び着衣量を考慮した温熱指標である。(オリジナル)
――――――――ポイント―――――――――
有効温度
・気温、湿度、気流の3要素を考慮した温熱指標
・相対湿度100%の状態に標準化
標準新有効温度
・気温、湿度、気流、放射、人体の代謝量、着衣量(温熱6要素)を考慮した温熱指標
・相対湿度50%の状態に標準化
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ほかに新有効温度というものがありますが、これは標準新有効温度とほとんど同じと考えて構いません。
また、PMV(予想平均温冷感申告)も標準新有効温度と同様に温熱6要素を考慮した温熱指標です。
■解答
誤
ペアで覚える建築士 No.2(代謝量)
ペアで覚える建築士No.1(代謝量と着衣量の単位)
建築士試験ではペアで覚えるべき内容が多く、どっちがどっちだったか混乱しやすいため、合格者と不合格者の差がつきやすい、まさに試験のポイントとなります。
そういったものについて、これから連載で紹介していこうと思います。
まずは次の問題の正誤を考えて見てください。解答は一番最後です。
■問題
着衣による断熱性能は、一般に、クロ[clo]という単位が用いられる。
(一級環境設備:平成18年No.1)
第1回目のテーマは、環境工学における、代謝量と着衣量の単位です。
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代謝量の単位は met(メット)
着衣量の単位は clo(クロ)
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代謝量と着衣量は、温熱6要素のうち、人体側の2要素ですね。
代謝量は新陳代謝の代謝。メットはメタボ(代謝症候群)のメット。
クロはクローズ(服)のクロです。
■解答 正