こんにちは、ホンダですほんだ

試験が続いたりで、しばらくぶりの下町紹介です。

私が子供のころ、浅草の六区にはたくさんの映画館がありました。
東映、東宝、松竹の常設館があり、
その他にいわゆる3本立て名画座系のトキワ座、電気館など、10件近くあったと思います。

また、現在JRAの場外馬券場となっている敷地には、
「新世界」というアナーキーなレジャー施設があったり、
花やしきも当時は入場無料で、入口の前の見世物小屋では、
「オオイタチ」や「ろくろっ首」とかやっていたのを覚えています。

ビートたけしさんが修行をしていたフランス座や成人映画専門の映画館の前には、
子供心をドキドキさせる宣伝用のペンキ絵があって、いつも横目で見てました(笑)
ちなみに、ビートたけしさんは、高校の先輩でもあります。

ところが、現在の六区は、映画館がゼロです。
ボーリング場等も取り壊され、大型の再開発でごらんのとおりです。
IMG_1014

大型の量販店やホテル等が建設されるようですが、
新しい浅草らしい風景が生まれるといいんですが。。。

ちなみに、雷門の前には隈 研吾さんの設計した浅草観光センターがそびえ、
新しい浅草の風景になりつつあります。
IMG_1025

古いものがいいとはいいませんが、
個性的な浅草でいて欲しいと、つい思う昨今です。