こんにちは、セイタです。
2級建築士の設計製図試験まで、残り1か月を切りました。
皆さん、設計製図試験に向けての学習は順調に進んでいますか?
平面図を作図している中で、皆さんがよく迷うものの1つが「寸法線の描き方」ではないでしょうか?
どの寸法を記入したらいいのですか?と受講生からもよく質問を受けます。何だかよく分からないから適当に描いてます、という方いませんか?
では、寸法線を描くポイントです。
① 敷地または道路境界線からの建築物の距離(離れ)が分かる寸法を描く。
② 建物の面積計算ができる寸法を描く。←これが重要です!
③ 寸法線の一番外側に、建物の離れ寸法と外形寸法を描く。内部に順番に細かい寸法を入れていく。
④ 寸法線は、最低2方向(X方向、Y方向)描く。
このようなことは、図面を採点する採点者の身になって考えてみるとよく分かるのではないでしょうか。
採点者は、皆さんが描いた面積表の面積チェックをすると思います。その際、計算式の欄に書かれている寸法の数値が平面図のどこにも見当たらないと、チェックに困ってしまいますよね。
図面は伝達手段の1つです。試験ではそんな余裕なんてないかもしれませんが、相手に分かりやすい図面を描くという、やさしさも必要なんだと思います。
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