井澤ですいざわ
久しぶりの投稿になります。
この時期は次年度用教材の準備等が忙しく、ついついご無沙汰してしまいました。

最近、といっても半年?1年?ぐらい前でしょうか、読んだ本でとてもためになったものに「東大のディープな日本史」があります。東進ハイスクール講師の相澤理さんが書かれたベストセラーで、内容のわかりやすさ、おもしろさはもちろん、私にとって印象的だったのが「はじめに」の中の次の文章です。

「言葉に魂を込めて書きました。どうぞ二度読んで、味わい尽してください。筆者は、どんな書籍も二度読んではじめてその価値がわかると考えている、古い人間です。」

私も教材の原稿を作る際には、6回も7回も読み直しながら書いていますので、この「魂を込めて」という部分にとても魅かれたのです。
そしてこれ以後、読んだ本はすべて二度読んでいます。

この効果が本当に大きいのです!

一度目はこんなに読みが浅かったか、とびっくりしてしまいます。
ざっくり言って、一度目の理解度は40%、二度目でようやく80%ぐらいでしょうか。

皆さんの受験勉強でもまったく一緒のことが言えますよね