井澤ですいざわ

■問題

冷たい壁面による温熱の局所不快を防ぐためには、放射の不均一性(放射温度の差)の限界を10℃以内にすることが望ましい。

(一級環境設備:平成23No.2

――――――――ポイント―――――――――

放射の不均一性の限界

・冷たい壁面・・・10℃以内

・暖かい天井・・・5℃以内

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壁の放射温度とは壁表面の温度のことです。

例えば、冬の冷たい壁面において窓が5℃、壁が20℃だとすると、その差が15℃にもなり、窓からの冷放射によって不快感が大きくなるので、その差は10℃以内とするのが望ましい、という基準です。

頭寒足熱が良いと一般に言うとおり、頭が暖かくなると不快感が大きいので、暖かい天井のほうが厳しい基準となっています。

なお、暖かい壁面や冷たい天井については不快感が少ないので基準はありません。

これらはISO(国際標準化機構)で定められた基準です。

冷たい壁面については、平成14年にも出題されています。

暖かい天井については、そろそろ狙われそうな予感です。

■解答