井澤ですいざわ

■問題
力率は、交流回路に電力を供給する際の有効電力と皮相電力との比であり、白熱電球や電熱器の力率は、一般に、0.60.8である。(一級環境・設備:平成19No.21改)


交流は、電流と電圧の大きさ・流れる方向が時刻とともに変化し、回路の状態によっては電流と電圧の位相(ある時刻に波のどの部分が現れるか)がずれることから、電力は電流×電圧で単純に求めることはできません。
交流において、電流×電圧の値(これを皮相電力といいます。皮相は「ひそう」と読み、「うわべ」と言う意味です。)に対して、実際に使うことのできる電力(これを有効電力といいます。)の割合を力率といいます。

電動機(モーター)や放電灯(蛍光ランプ等)は、電流と電圧の位相がずれることから力率は1よりも小さくなりますが、白熱電球や電熱器のように電気抵抗だけのものは、電力のすべてが光や熱に変換されるため力率はほぼ1.0となります。

――――――――ポイント――――――――
力率
電動機(モーター)や放電灯(蛍光ランプ等)
 →0.60.8程度
白熱電球や電熱器
 →ほぼ1.0
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■解答
 誤