井澤です![]()
■問題
集合住宅の各住戸の分電盤において、浴室の照明やエアコンの室外機など水気のある部分の分岐回路には漏電遮断器を採用し、その他の回路及び主遮断器には配線用遮断器を採用した。
(一級環境・設備:平成21年No.17改)
事故電流を遮断する遮断器には、漏電遮断器と配線用遮断器があります。
――――――――ポイント――――――――
漏電遮断器
・微弱な漏電を検知し、回路を遮断する。
配線用遮断器
・配線の許容電流を超える過電流が生じた際、回路を遮断する。
――――――――――――――――――――
住宅においては、水気の有無にかかわらず、原則として、すべての分岐回路は漏電遮断器によって保護されていなければなりません。
したがって、図のように主遮断器を漏電遮断器とし、分岐回路を配線用遮断器とするのが適切です。
■解答
誤。
設問の設定では、水気のない部分の分岐回路が漏電遮断器で保護されないため、不適当です。
コメント
コメント一覧 (3)
回答が遅くなりました。
すべての分岐回路を漏電遮断器とすれば、主遮断器を配線用遮断器とすることもできますので、主遮断器が配線用遮断器であることが直接的な誤りの原因ではありません。
設問の設定では、水気のない部分の分岐回路が漏電遮断器で保護されないため、不適当になります。
なお、水気の有無にかかわらず、原則として、すべての分岐回路を漏電遮断器で保護しなければならないのは、住宅だけです。