井澤ですいざわ

前回の続きです。
次の問題も「法規」で出題されたものですが、「計画」で出題される可能性もありますので、覚えてしまいましょう。

■問題
二級建築士として3年以上の設計等の業務に従事した後に管理建築士講習の課程を修了した者が、新たに一級建築士の免許を受けて、一級建築士事務所の管理建築士になる場合には、改めて管理建築士講習を受ける必要はない。
(一級法規:平成24No.23



いかにも「誤り」っぽいですが、「正しい」記述です。
――――――――ポイント―――――――――
・管理建築士に一級建築士、二級建築士の区別はありません。
・管理建築士に定期講習はありません。
―――――――――――――――――――――
以外ですよね~。
こういうところが試験では狙われます。

管理建築士の仕事は「建築士事務所の業務に係る技術的事項を総括する」ことであり、要するに事務所の技術的な責任者です。
もともと「技術的な知識及び技能を有していること」は一級建築士又は二級建築士であることから保証されています。
それに加えて「技術的事項を総括する」ために必要な知識として、
建築士事務所に関する法的知識、業務の進め方、経営管理、紛争防止等に関して「管理建築士講習」を受けて合格した人が管理建築士になることができます。
これらの「建築士事務所に関する法的知識、業務の進め方、経営管理、紛争防止等」に関する知識は、一級建築士事務所でも二級建築士事務所でも同じという判断から、管理建築士には一級建築士、二級建築士の区別はありません。
また、これらは技術的事項と異なり日進月歩というわけではありませんから、定期講習もありません。

■解答
 正