井澤ですいざわ

集合住宅のテッパン問題から。

問題
コーポラティブハウスは、各居住者が独立した生活を確保しながら、厨房や食堂等を共用する方式であり、高齢者住宅にも適している。
(二級計画:平成24No.12

―――――――ポイント―――――――
■コーポラティブハウス
 ・協同組合運営方式による集合住宅。
 ・複数の入居希望者が集まって組合を作り、企画・設計段階から参加して、
  個々の希望を反映させながら協同で集合住宅を建設・運営していく方式。

■コレクティブハウス
 ・協同居住型集合住宅
 ・各住戸のプライバシーを尊重しつつ、食堂・厨房・趣味室・サロン等を共用し、
  子育てや家事等の作業を共同で担い合う相互扶助的なサービスと住宅とを
  組み合わせた方式。
 ・高齢者住宅にも適している。
―――――――覚え方―――――――
■コーポラティブハウス
 ・コーポはコープ(COOP:生活協同組合。生協)

■コレクティブハウス
 ・コレクティブはコレクター(集める)。集まって住む。
――――――――――――――――――
コレクティブハウスのキーワードの一つである「相互扶助」とは、お互いに助け合うという意味です。


■解答
 誤。設問はコレクティブハウスに関する記述である。