井澤です
■問題1 東大寺南大門は、大仏様(天竺様)の例である。
(一級計画:平成12年No.25改)
■問題2 浄土寺浄土堂は、禅宗様(唐様)
の例である。
(一級計画:平成12年No.25改)
■問題3 円覚寺舎利殿は、禅宗様(唐様) の例である。
(一級計画:平成9年No.25改)
鎌倉時代の仏寺建築です。
日本建築史では、古代の神社形式3つ(№184参照)と、この鎌倉時代の仏寺形式2つだけは必ず覚えておかなければいけません。
■解答
問題1 正
問題2 誤。浄土寺浄土堂は、大仏様(天竺様)の例です。
問題3 正
・東大寺南大門が大仏様(よう)であることは、東大寺の大仏から容易に覚えられますね。
・浄土寺浄土堂は少し覚えにくいかもしれませんので、語呂合わせ!
「大仏様(さま)、極楽浄土へ連れてって」
ちなみに、ですが、禅とは仏教の一派です。
おおざっぱに言うと、
仏教は、念仏を主とした他力本願、
禅は、座禅を主とした自力本願の宗教です。
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