井澤ですいざわ
2017年4月22日に法改正内容を反映しました。

■問題1
受注者は、現場代理人及び工事現場における施工の技術上の管理をつかさどる監理技術者又は主任技術者並びに専門技術者を定め、書面をもってその氏名を発注者に通知する。
(一級施工:平成20No.25

■問題2
現場代理人は、監理技術者主任技術者及び専門技術者を兼ねることができる。
(一級施工:平成13No.24

■問題3
高さ5m未満の枠組足場の解体作業であったので、足場の組立て等作業主任者を選任せずに、作業指揮者を指名した。
(一級施工:平成21No.5)


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■解答
問題1、2、3ともに正。

いろいろな役職が登場しています。
説明できますか?
主任技術者と作業主任者を混同したりしていませんか?
技術者と、職人(技能者)とを混同したりしていませんか?

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【現場代理人】
受注者(受注会社の社長)の工事現場における代理人として、工事現場に関するほとんどの事項を処理する権限をもつ。 いわゆる現場所長。
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【主任技術者】
元請、下請に関わらず、また請負代金の額に関わらず、どんな現場でも建設業者が必ず置かなければならない、「工事の施工の技術上の管理」をつかさどる者。 「工事の施工の技術上の管理」とは、具体的には施工計画の作成、職人の指導、監督等を行う。
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【監理技術者】
主任技術者の上位技術者。
下請契約の請負代金の額が4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上の場合に、元請業者が主任技術者に代わる上位技術者として置かなければならない技術者。
下請業者を適切に指導、監督するという総合的な役割をもつ。
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【専門技術者】
建築一式工事を請け負った元請業者は、建築一式工事の主任技術者または監理技術者を置くことになるが、建築一式工事の中の専門工事(左官工事、管工事、鉄筋工事など)を、下請ではなく、自ら施工しようとする際には、当該専門工事に関して「工事の施工の技術上の管理」をつかさどる者を置かなければならず、その者を専門技術者という。
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【作業主任者】
型枠支保工、地山の掘削、足場・鉄骨の組立て、その他の労働災害を防止するための管理を必要とする作業における、職人のリーダー。
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【作業指揮者】
作業主任者を選任する必要のない作業における、職人のリーダー。
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現場代理人、主任技術者、監理技術者、専門技術者は、建設業法に定められています。
作業主任者、作業指揮者は、労働安全衛生法に定められています。