井澤ですいざわ

■問題1
ボーリング孔を利用して地下水位を測定するに当たって、設計に用いるための不圧地下水位については、泥水を用いて削孔し、ボーリングが終了した後の泥水の安定水位を用いた。
(一級施工:平成22No.5)
■問題2
ボーリングにおいて、孔内に地下水が認められたので、長時間放置し、水位が安定した後に、孔内水位を測定した。
(一級施工:平成19No.5)
■問題3
砂質土の地盤において、自由地下水位を精度よく測定するため、ボーリング時に泥水を使わずに掘進する無水掘りを行った。
(一級施工:平成15No.5)
■問題4
地下水位を調査するために、透水試験を行った。
(二級施工:平成11No.5)

―――――――――――――――――――――――――
■解答
問題1 誤。泥水の水位は、地下水位とは一致しませんので、「無水掘りによる水位」
        または「削孔に用いた泥水を清水に置換した後の水位」を測定します。
問題2 正。
問題3 正。
問題4 誤。透水試験は、地下水位ではなく、透水性(透水係数)を求める試験です。
――――――――――――――――――――――――

地下水についての主な測定項目は、地下水位と透水性(透水係数)です。
透水性とは、土中の水の通りやすさをいい、透水係数で表されます。
地下水位と透水係数は、なんとなく似ているように感じてしまいますが、まったく別物です。
―――――――――ポイント―――――――――
■地下水位の測定
・無水掘りによる水位 又は
・清水置換後の水位 を測定
※泥水の水位は、地下水位とは一致しない。

■透水係数の測定
・現場透水試験(1本の観測井を用いる)
・揚水試験(揚水井と複数の観測井を用いる)
――――――――――――――――――――――