井澤ですいざわ

■問題1
枠組足場における建枠の間隔については、1.85m以下とした。(一級施工:平成16No.6改)
■問題2
鋼管規格に適合する単管足場の建地の間隔については、けた行方向を1.8m、はり間方向を1.5mとした。(一級施工:平成17No.6)

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■解答
 問題1、2ともに正

はじめに用語の確認です。
建枠(たてわく)・・・枠組足場における門形の既製品。
建地(たてじ)・・・・単管足場における柱。

枠組足場、単管足場のW×D×Hについてまとめます。
例えば同じWでも、枠組足場の場合は「建枠の間隔」、単管足場の場合は「建地のけた行方向の間隔」と異なる表現になりますので、しっかり確認してください。

――ポイント(出題ポイントは赤字のみ)――
■枠組足場
 W 建枠の間隔1.85m以下
 D 建枠の幅 既製品0.9mが多い
 H 建枠の高さ 既製品1.7mが多い
■単管足場
 W 建地のけた行方向の間隔1.85m以下
 D 建地のはり間方向の間隔1.5m以下
 H 規定なし
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