井澤です
■問題1
粗骨材の最大寸法が20㎜のコンクリートを用いる柱において、主筋D22の鉄筋相互のあきについては、30㎜とした。(一級施工:平成21年No.8)
■問題2
SD345のD19とD22の鉄筋相互のあきについては、使用するコンクリートの粗骨材の最大寸法が20㎜の場合、30㎜とした。(一級施工:平成18年No.12)
――――ポイント:鉄筋相互のあき寸法――――
鉄筋相互のあきは、次の3つの値のうち最大の数値以上とする。
① 異形鉄筋の呼び名(≒径)の数値の1.5倍(径が異なる場合は平均径)
② 粗骨材の最大寸法の1.25倍
③ 25mm
――――――――――――――――――――――
どっちが1.5倍で、どっちが1.25倍だったか、なかなか覚えられないですよね。
そういう時は語呂合わせしかありません!
―――――――――覚え方――――――――――
あきちゃんも(アキ)
けいこちゃんも(径1.5)
最大のニコニコ(最大寸法の1.25、25)
――――――――――――――――――――――
■解答 問題1 誤
①より22×1.5=33㎜
②より20×1.25=25㎜
③より25㎜
したがって、鉄筋相互のあきは33㎜以上必要。
■解答 問題2 誤
①において、径が異なる場合は平均径とする。
よって、(19+22)/2×1.5=30.75㎜
②より20×1.25=25㎜
③より25㎜
したがって、鉄筋相互のあきは30.75㎜以上必要。
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