井澤ですいざわ

■問題1
型枠工事において、支保工の存置期間をコンクリートの圧縮強度により決定するための供試体の養生方法については、標準養生とした。(一級施工:平成20No.9)
■問題2
計画供用期間の級が「標準」の建築物において、梁部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした。(一級施工:平成26No.9)
■問題3
マスコンクリートの場合、構造体コンクリートの圧縮強度管理のための供試体は、標準養生、構造体温度養生、コアのいずれかとする。(一級施工:平成17No.12
■問題4
場所打ちコンクリート杭に打ち込むコンクリートの品質管理については、供試体の養生を標準水中養生で行った。(一級施工:平成25No.11
■問題5
プレキャスト鉄筋コンクリート工事において、部材製造工場における脱型時の部材コンクリートの圧縮強度は、部材の製造場所において採取し、標準養生を行った供試体の圧縮強度試験の結果により確認した。(一級施工:平成23No.12
■問題6
プレキャストの耐力壁の水平接合部に用いる敷モルタルの圧縮強度は、現場水中養生した供試体の圧縮強度が、材齢28日において部材コンクリートの品質基準強度以上となるように管理した。(一級施工:平成18No.20

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■解答
問題1 正。
問題2 誤。梁側のせき板は現場養生(現場水中養生又は現場封かん養生)に限る。
問題3 正。
問題4 正。
問題5 誤。プレキャスト脱型時の供試体は、部材と同一の加熱養生を行う。
問題6 正。

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圧縮強度試験に用いる供試体の養生方法には、主に次の3種類があります。
■標準養生・・・・・約20℃に温度調整された水中で養生。
■現場水中養生・・・現場気温で水中で養生。
■現場封かん養生・・現場気温でビニールなどで包んで(封かん)して養生。

圧縮強度試験に用いる供試体の養生方法は、
一般的には、上記のどれでもよいのですが、次表のように、標準養生ではダメなもの、逆に標準養生でないとダメなものがあります。

次表の「現場養生」とは現場水中養生と現場封かん養生を指します。
 

 

標準
養生

現場
養生

備考

型枠支保工の存置期間を決定するための供試体

問題1
型枠支保工は梁下で設計基準強度の100%以上、スラブ下で設計基準強度の85%以上で取り外せる。

せき板の存置期間を決定するための供試体

×

問題2
梁側のせき板は5N/㎟で取り外せる。そのような若材齢と標準養生(20℃水中養生)の相関性は低いので、現場養生に限る。

マスコンクリートの供試体

×

問題3
マスコンクリートは大断面のため、水和熱が蓄積され、内部温度と現場気温が大きく異なるので、現場養生の意味がない。

場所打ちコンクリート杭の供試体

×

問題4
地中温度と現場気温は大きく異なるので、現場養生の意味がない。
地中温度は15℃程度で一定で、20℃の標準養生と近い。

プレキャスト脱型時の供試体

×

×

問題5
プレキャストは加熱養生を行うので、供試体も同一の加熱養生を行う。

プレキャスト敷モルタルの供試体

×


水中

問題6
敷モルタルは現場打ち。