井澤ですいざわ

■問題1
改質アスファルトシート防水工事において、防水層の下地の入隅については直角とし、出隅については45度の面取りとした。(一級施工:平成18No.15
■問題2
シート防水工事において、防水層の下地の入隅については直角とし、出隅については45度の面取りとした。(一級施工:平成25年No.16)
■問題3
ウレタンゴム系塗膜防水工事において、防水層の下地については、入隅を丸面に仕上げ、出隅を通りよく直角に仕上げた。(一級施工:平成18年No.15)
■問題4
アスファルト防水工事において、防水下地の入隅及び出隅については、通りよく45度の面取りとした。(一級施工:平成27年No.16)

――――――――――――――――――――――
■解答
 問題1、2、4 正。
 問題3 誤。
アスファルト防水「以外」では、入隅は直角、出隅は面取り。
――――――――――――――――――――――

ポイント:防水下地の形状
waterproofing
【考え方】
■入隅は、基本的に直角で良いが、アスファルト防水だけは、厚いルーフィングの積層構造であり、直角加工が難しいため、下地との密着性を考慮し、下地を面取りとする。
■出隅は、直角だとバリ等で防水層を傷つけやすいため、面取りとする。