井澤ですいざわ

実は「
井澤式 建築士試験 比較暗記法」は今回が最終回です。
この記事の最後に第2弾、第3弾の予告を書きましたので、見てみてください。

まずは問題です。

■問題
日本農林規格(JAS)の強度等級「E120-330」の対称異等級構成集成材については、繊維方向の曲げに対する基準弾性係数は12k/㎟、繊維方向の曲げに対する基準材料強度は33/㎟である。
(一級構造:平成27No.27

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■解答
 問題 正
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前回学習した「異等級構成集成材」のうち、上下対称のものを特に「
対称異等級構成集成材」といいます。

―――――――――ポイント―――――――――
対称異等級構成集成材の強度等級「E120-330」の意味
120 → 基準弾性係数12k/
330 → 基準材料強度33/
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異等級ですから、品質が同一でないひき板が積層されているわけですが、集成材全体としての弾性係数と材料強度の数値ということです。

―――――――――覚え方――――――――――
Eはヤング係数(弾性係数)のE
Fは材料強度(≒基準強度)のF
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数値は桁が一つ違いますが、次のとおり旧単位の桁となっています。
12kN/㎟=120×1000kgf/
33N/㎟=330kgf/㎠

強度等級のEとFの値の組合せは何種類もあり、たわみを小さくしたいときはE(ヤング係数)が大きいもの、強度を強くしたいときはF(基準強度)が大きいものを選択します。

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さて、はじめにお伝えしたとおり、井澤式 建築士試験 比較暗記法」は今回が最終回です。
初期の名前は「ペアで覚える建築士」でした。
No.1は2014年1月28日に始まりました。
そこで書いたコンセプトは次のとおりです。
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建築士試験ではペアで覚えるべき内容が多く、どっちがどっちだったか混乱しやすいため、合格者と不合格者の差がつきやすい、まさに試験のポイントとなります。
そういったものについて、これから連載で紹介していこうと思います。
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多くの受験生が混乱して正確に覚えられないようなポイントが、まさに「合否を分ける出題の宝庫」であり、出題者もココを狙ってくるのです。
こうしたポイントを比較整理することによって、効率的に暗記して建築士試験に合格してほしい、という思いで、およそ3年をかけて、
「環境・設備(№1~91)」
「計画(№92200。計109)」
「施工(№201315。計115)」
「構造(№316411。計95)」
合計411のポイントを比較整理してきました。
ほぼ想定したとおりに、ほぼ順調に完結することができた、という実感です。
これも一重に、多くの方々に読んでいただき、喜んでいただき、たくさんの応援をいただいたおかげです。人から応援されるからこそ頑張れるんですね!
本当に心から感謝しております。

どうもありがとうございました。

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バックナンバーについては、次のように見ていただけたらと思います。
■「比較暗記法」のバックナンバーをプリントアウトしたいとき
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バックナンバーがもう少し整理された、見やすいページを作れたらと思っていますので、いましばらくお待ちください。


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さっそくですが、休まず次の企画を進めていきますので、その予告です。

■第2弾
「井澤式 建築士試験「実例」暗記法」
皆さんが苦手な計画の「実例建築物」対策です。
これは比較的すぐ終わると思いますので、第3弾も考えています。

■第3弾
井澤式 建築士試験 法規逐条解説(ちくじょうかいせつ)
「比較暗記法」は計画、環境・設備、構造、施工の4科目でしたので、「法規」の企画です。
法令を1条ずつ、あるいは1項ずつ、趣旨と出題を確認し、片っ端から丹念にマスターしていこうという企画です。

乞うご期待!