いざわ
井澤です。
前回触れたように、「まちづくり・都市」の保全・再生については今後重要なテーマとなってくるでしょう。平成27年には海外の実例が出題されました。
問題123の清渓川復元事業(チョンゲチョン)のように、東京の首都高もなんとかならないものでしょうか。普段首都高のかかる日本橋川を渡って通勤するたびにそう思います。

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ドックランズ再開発計画(イギリス:ロンドン)
■問題121
ロンドンのドックランズ再開発計画は、港湾機能の低下によって衰退したテムズ川沿いの旧港湾地区に複合機能をもたせたプロジェクトである。
(一級計画:平成27No.10

■リンク
http://ameblo.jp/m-coupe339/entry-11200189611.html
↑センター試験「地理」でも出題されるのですねw。一般常識ということでしょうか?

■解答 正。テムズ川はNo.22問題108のテームズ・ミードでも出てきましたが、ロンドンを流れる、タワーブリッジの掛かる有名な川です。ドックランズの名前の由来は、かつて世界最大の港湾として船を停泊させるドックが多数建設されていたためです(Docklands.犬は走らないw)。物流革命に伴い衰退していた
地区を、商業と住居が混在する地区に再開発しました。

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ポツダム広場再開発計画(ドイツ:ベルリン)
■問題122
ベルリンのポツダム広場再開発計画は、第二次世界大戦とその後の東西分断によって長年更地であった敷地に複合機能をもたせたプロジェクトである。
(一級計画:平成27No.10

■リンク
http://arch-hiroshima.main.jp/main/a-map/germany/potsdamerplatz.html
↑下のほうにある「Index」から「SONY Center」「DaimlerCity」も見てみてください。

■解答 正。ベルリンの壁によって分断され、更地となっていた場所です。磯崎新、レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース、ヘルムート・ヤーンなど著名な建築家が設計に携わっています。

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清渓川復元事業(チョンゲチョン)(韓国:ソウル)
■問題123
ソウルの清渓川復元事業は、首都の中心部を貫通する高架道路を撤去し、かつての河川水辺空間を復元させたプロジェクトである。
(一級計画:平成27No.10

■リンク
http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=2285

■解答 正。

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ウルビーノ都市基本計画
(イタリア:ウルビーノ)
■問題124
イタリアのウルビーノ都市基本計画は、ドゥカーレ宮殿など多くの文化遺産を再利用しながら都市全体を再開発したプロジェクトである。
(一級計画:平成27No.10

■リンク
http://visitaly.jp/unesco/centro-storico-di-urbino
↑動画もあります。最初の1分間は町並みがよく表れています。イタリア語でちんぷんかんぷんですがw。

■解答 正。平成27No.10の出題は、記述内容が次の「
ドイツのツォルフェライン炭鉱業遺産群」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。

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ツォルフェライン炭鉱業遺産群(ドイツ:エッセン)
■問題125
ドイツのツォルフェライン炭鉱業遺産群は、炭鉱の産業遺産を再利用しながら都市全体を再開発したプロジェクトである。
(一級計画:平成27No.10

■リンク
http://4travel.jp/travelogue/10688504

■解答 正。平成27No.10の出題は、主語が
「ウルビーノ都市基本計画」になっている誤りの枝でした。上記の問題は、それを正しくした問題です。エッセンはルール工業地帯の中心地です。ドイツは工業、イタリアは文化なので覚えやすいですよね。