井澤です。
問題206の旧大社駅舎、素敵ですね~。「大社」とはもちろん出雲大社です。
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旧大社駅舎(島根県出雲市)
■問題206
旧大社駅舎(出雲市)は、瓦屋根と漆喰(しっくい)壁による純日本風の木造平屋建ての駅舎である。
(オリジナル)
■リンク
http://www.izumo-kankou.gr.jp/4609
■解答 正。平成25年No.3では「赤レンガの外観」という誤りの枝で出題されました。旧大社駅舎は、和風駅舎の最高傑作と言われています。
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りえんと多摩平(設計:都市再生機構+ブルースタジオ)
■問題207
りえんと多摩平(東京都日野市)は、多世代の居住者が暮らす新たな街に生まれ変わらせる団地再生事業の一つとして、民間事業者が改修工事を行い、団地の一部の住棟をシェアハウスとして再生した。
(一級計画:平成26年No.12)
■リンク
http://www.share-place.com/project/tamadaira/
http://www.ur-net.go.jp/rebuild/rn2/riento/
↑都市再生機構のホームページです。
■解答 正。
「りえんと」は「ReENT」と書きます。リノベーション(改修・再生)のReでしょう。
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求道學舎(きゅうどうがくしゃ)(東京都文京区)
■問題208
求道學舎(東京都文京区)は、大正15 年に建築された学生寮を「定期借地権+コーポラティブ方式」により共同で土地を借り受け、個々に好みの注文を付加しながら造る集合住宅として改修・再生したものである。
(オリジナル)
■リンク
http://shu-koh-sha.com/works/housing/kyudogakusya.html
↑リノベーションを設計した集工舎のホームページです。15枚あります。
http://www.apartment-photo.gr.jp/text207.html
↑改修前の求道學舎の写真です。左上の「NEXT」で進むと23枚の写真が見られます。
https://www.nomu.com/iekokochi/vol16/
↑ビフォー・アフターが良く分かります。
■解答 正。
求道學舎を最初に設計したのは、「関西の近代建築の父」とも言われ、京都大学本部本館などを設計した武田五一氏です。
定期借地権で土地を所有しないので低価格、コーポラティブ方式(協同組合運営方式)なので設計段階から個々に好みの注文を加えながら設計・建設されました。
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山梨市庁舎東棟(山梨市)
■問題209
山梨市庁舎東棟(山梨市)は、1970年代に建設された工場を、プレキャスト鉄筋コンクリート部材のアウトフレームを用いて耐震改修し、庁舎へ再生させたものである。
(一級計画:平成27年No.17)
■リンク
https://www.kensetu-bukka.or.jp/renovation/6131/
↑旧施設と新施設の配置や「プレキャスト鉄筋コンクリート部材のアウトフレーム」などが良く分かります。
■解答 正。2004年に閉鎖した電子機器工場を市庁舎へとコンバージョンを行った建物である。
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金沢市民芸術村(金沢市)
■問題210
金沢市民芸術村(金沢市)は、大正から昭和初期に建設された紡績工場の倉庫6棟を改修し、工房、レストラン、オープンスペース等から構成される芸術文化施設へ再生させたものである。
(一級計画:令和3年No.17・平成27年No.17)
■リンク
http://www.artvillage.gr.jp/
http://www.artvillage.gr.jp/facilities/
↑「マルチ工房」「ドラマ工房」など、各工房の詳細も見てみてください。
http://blog.goo.ne.jp/yamaakmyk/e/056665ec08260bffe3d77f5c3673535f
■解答 正。
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コメント
コメント一覧 (2)
ご報告いただき、誠にありがとうございました。
対応が遅くなって申し訳ありませんでした。
旧施設と新施設の配置などが良く分かるリンクに更新しました。
参考までに設計者のHPを貼っておきます。
https://www.azusasekkei.co.jp/work/view/32