こんばんは、清田(セイタ)ですせいた

本日は2級建築士設計製図試験、大変お疲れ様でした。
皆様、いかがでしたでしょうか?

どこよりも早い速報です

今年の課題は、総評として昨年よりも易しい課題であったと思われます。
理由として、大きなサプライズ条件がなかったことが挙げられます。
強いて言えば、階段の蹴上げ、踏面の寸法指定くらいでしょうか。それ以外は要求室も目新しいものはなく、内部計画はまとめやすかったと思われます。
ただ屋外施設の要求がたくさんあり、それらをうまくまとめ、計画できたかどうかがポイントでした。


①計画について
西道路で、敷地形状は17m×17mの正方形でした。TACの課題3でも西道路やりましたね

要求の駐車スペース2台分のうち、奥行きが7,000㎜もの大きな車椅子使用者用には、少し驚いた方もいたかもしれません。
なお2台分の駐車スペースの配置の仕方は、南側にまとめる、南北に1台ずつ分けるなどによって全体計画が変わってきたかと思われます。

②各図種について
(1)立面図
  オーソドックスな南側立面図でしたので、作図しやすかったのではないでしょうか。

(2)部分詳細図
  予想通り、2階床組み部分の出題でしたね
  この場合、切断位置における構造部材(胴差、床梁)の寸法が伏図と整合性がとれていることが大切です

(3)外壁の仕上げ
  出題は乾式工法ということで、これまでの湿式工法(モルタル塗り)でない、窯業系サイディングや金属系サイディングなどを部分詳細図・仕上表に記入すればOKでした。
 TACでも7課題中、6課題を「窯業系サイディング」で練習してきましたから大丈夫でしたね


以上からすると、ほとんどの方が時間内にプランをまとめ、作図も終えているのではないでしょうか。
ということは、要求事項の記入漏れの少なく、作図表現の良い図面をしっかりと描けたかどうかで合否が分かれてくるのではないでしょうか。

最後にプラン例です↓
(速報ですので、パーフェクトなプランではないかもしれませんが、悪しからず
2017_二級建築士設計製図課題プラン01


2017.9.13 追記
南北に駐車スペースを分離したプラン2を掲載しました

2017_二級建築士設計製図課題プラン02