こんちにはセイタですせいた

本日、
公益財団法人 建築技術教育普及センターより、
平成29年の二級建築士 設計製図試験の合格発表がありました。

合格された皆様、本当におめでとうございます


〇製図実受験者数 10,837人

〇合格者      5,763人

〇合格率      53.2%


ランクⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのそれぞれの割合は次のとおりで、「ランクⅠ」のみが合格となります。

ランクⅠ:53.2%(合格)

ランクⅡ:15.1%

ランクⅢ:25.4%

ランクⅣ:6.3%


結果は、ほぼ例年通りの合格率でした。

ただ、上記のランクⅣに注目すると、昨年の木造課題ではランクⅣ該当者が12.5%だったのですが、今年は6.3%と、昨年の約半分に減っています
この数字は、皆ほぼ完成させるRC課題の時(平成27年のRC課題の時:6.8%)よりも少ない数値です。


この意味は「失格項目に該当、もしくは図面が描き上がらなかった受験生がほぼ半減した。」ということ、つまりほぼ全員が完成できた課題であったことが数字から読み取れます

本ブログで、試験後に掲載した講評通りですね。

ということで、今年は、多くの完成図面の中からの合格者の選抜=高い完成度が求められた試験であったと数値からも読み取ることができます。


作図表現の良いアピール力のある図面をしっかりと描けたか?
落ち着いて、問題文の要求事項どおりの計画ができたか?
記入の要求されたものに対して、漏れの少ない図面が描けたか?
質の高いところでの採点になったであろう、今年の試験。


TACでは来年度も、さらに多くの合格者を輩出できるよう、我々も努力を継続していく所存です

また、今回残念な結果に終わった皆様、気持ちを新たに次年度に向けてがんばりましょう
TACではがんばる受験生を精一杯応援いたします