二級建築士の試験のポイントをご紹介する「動画de2級建築士」、第3回目です。
今回は計画の最終回となります
<今週の前半>計画:集合住宅
集合住宅に関する出題は、近年は毎年必ず1問出題されています
難しい分野ではないので必ず得点できるようにしましょう
Pointは、
①集合住宅の種類とその特徴について、しっかり区別して覚えること
②今回の動画には載せませんでしたが、
毎年受験生が間違えてくれる?「コーポラティブハウス」と「コレクティブハウス」も、
二級建築士でも頻出なので区別して覚えましょう。
一級の井澤先生のブログにいい覚え方があるので拝借(笑)↓
http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/41717195.html
https://www.youtube.com/watch?v=zXCTYk43w4A&feature=youtu.be
<過去の本試験では>
①中廊下型は、一般に、住棟を東西軸に配置することが多い。
②片廊下型やツインコリドール型は、一般に、共用廊下の面積が大きくなりやすい。
③階段室型や集中型は、一般に、階段又はエレベーターから各住戸への動線を短くできる。
①誤→東西軸ではなく、一般に、南北軸に配置することによって、午前中の日照を東向き住戸に、午後の日照を西向き住戸に、均等に日照を確保できる。
②正
③正
<今週の後半>計画:各論一般(面積・規模)
試験では、建築物の用途に応じた必要面積、規模を問う問題が毎年出題されます
Pointは、
①建築物の必要床面積「●㎡~●㎡/人」などの範囲は、最低値だけを覚えましょう
②ホテルのシングルベッドルームとツインベッドルームの必要床面積など、類似のものはペアで覚えましょう
https://www.youtube.com/watch?v=dDe1G1JpwYw&feature=youtu.be
<過去の本試験では>
①シティホテルにおいて、ツインベッドルーム1室当たりの床面積を30㎡とした。
②特別養護老人ホームにおいて、定員4人の入居者専用居室の床面積を48㎡とした。
①正→ツインベッドルーム:20~40㎡程度
②正→特別養護老人ホームの入居者専用居室の床面積は、10.65㎡/人必要。
定員4人→48㎡とした場合、12㎡/人確保できているので基準を満たしている。
以上で、計画はおしまいです
来週は、構造について学習をします。
多くの受験生がニガテとする「力学」から始めますよ
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