こんにちはセイタです
「動画de2級建築士」、第14回目です。
今回は科目「施工」のうち、山留め工事、コンクリート工事について学習します。
<今週の前半>施工:試験によく出る「4つの山留め壁」
二級の試験では、土工事、基礎・地業工事から、例年1~2問程度出題されています。
そのうち、山留めについては「山留め壁」と「(山留め)支保工」の組合せになりますが、今回は、山留め壁についての解説です。
Pointは、
①4つの山留め壁を写真などで知る。
②それぞれの特徴、施工方法、適用地盤などを知る。
<過去の本試験では>
①地下水位が低く、良質な地盤であったので、山留め工法として、親杭横矢板
工法を採用した。
②山留めを親杭横矢板工法としたので、基礎工事までの作業は、根切り→砂利
地業→山留め→基礎の順で行った。
①正
②誤:親杭の打込み→根切りを進めながら横矢板の設置→地業→基礎の順。
<今週の後半>施工:試験によく出るコンクリートの締固めのポイント
二級の試験では、コンクリート工事から例年2問出題されており、他分野と比べると出題数の多い分野となります。
Pointは、
①棒形振動機やタンピングによる締固めの注意点は、よく出題される。
難しい所ではないので必ず得点できるように。
<過去の本試験では>
①コンクリート棒形振動機による締固めは、コールドジョイントを防止するため、棒形振動機の先端が、先に打ち込まれたコンクリートの層へ入らないようにして行った。
②スラブのコンクリートは、打込み後に表面の荒均しを行い、凝結が終了した後にタンピングを行った。
①誤:先端が、先に打込まれたコンクリートの層へ「入るように」行う。
②誤:凝結が終了する「前」にタンピングを行う。
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