seita2
講師のセイタです。
昨日の速報第一弾につづき、本日はTACの講座で使った課題から「本試験にどれだけ対応できたのか?」を検証してみたいと思います。
なお、TACで使う課題はたったの「7課題」です。

まず、本試験同様に1階にLDKを2つ要求したパターンを、一発目の課題1でやっていました
スライド1
上記、右側のLDKがシェアハウス用、左のLDKが夫婦用ですね。
また、左の夫婦のLDKと右側のシェアハウスゾーンとが行き来できる計画です。
さらに、右のシェアハウスのLDKと屋外テラスと直接行き来できる設定も本試験と同様でしたね
スライド2
上記は、同じ課題1の敷地条件です。
道路側に斜線部分は「駐車等スペース」で、この部分には建築物等を計画してはならない、というのも本試験に類似した条件でした。

つづいて、敷地条件といえばTACの課題6でしょう
まずはこちらを見て下さい。
スライド3
いかがでしょうか?本試験そっくり
まず、南・西の2面道路、道路幅員もそれぞれ6mで本試験に類似。
敷地の大きさも16m×18mでほぼ一緒。
あとは何といっても、角地の7m部分には駐車のためのアプローチを計画してはならない条件、さらに緑地スペースの要求もそっくり?でしたね。

私も本試験問題を見て驚きました
つづいて、同じ課題6の1階プランです。
スライド4
シェアハウスと住宅のそれぞれのアプローチの取り方は、今年の本試験でも計画の方向性を決める大事な要素だったと思います。
課題6では、このアプローチの取り方を中心に学習していただきました。

その他、
●階段の蹴上げ、踏面の寸法の指定
⇒課題1、課題2、課題5などで7課題中、3課題で寸法指定の条件を入れました。
階段自体は、7課題全てにおいて17段の本試験の条件を満たした階段です。
●外壁の仕上げ(乾式工法)
⇒課題5で湿式工法を学んで頂いた以外、残りの6課題で乾式工法の作図をして頂きました。
●2階のバルコニー
⇒課題5でバルコニーの条件を入れ、立面図の描き方、伏図でのバルコニーの対応パターンを学習して頂きました。
●シャワールーム
⇒課題2、課題3の2課題で条件を入れてました。
●2階の交流スペース
⇒課題2で「談話コーナー」を要求し、入居者同士の交流を図る条件を入れていました。


以上、TACでは厳選した少ない「7課題」の中で、今年の本試験について十分に対応ができたのではと思っております


【総評】
この試験は相対試験で、とにかく、上位半分の受験生が受かる競争試験です。今年は、プランの難易度がさほど高くなかったことから、多くの受験生が完成させている=高い完成度と表現力が求められることが考えられます。
昨日も書きましたが、条件の取りこぼしがなく、要求事項に記入漏れもなく、良い作図表現で図面を仕上げることができたかどうか?で合否が決まってくるのではないでしょうか。


受験生の皆さま、今年はコロナ禍においての試験勉強、本当にお疲れ様でした。
後は結果を待ちましょう。
皆さまの合格を祈っております