ほんだこんにちは、ホンダです。


 令和3年1017日(日)に、制度変更後初めての二次検定が実施されました。出題形式その他が注目されましたが、全体的な難易度は概ね従来どおりといえるでしょう。

〇 第1問 経験記述(難易度 例年並み

 過去の出題順から、本年は建設副産物の出題が予想されましたが、実際には品質管理からの出題でした。ただし、出題内容は従来と変わりませんので、普通に学習していた受験生は対応できたと思われます。

 

〇 第2問 仮設・安全(難易度 やや易しい

 仮設ゴンドラ、場内仮設事務所、工事ゲート(車両出入口)の3問が出題されました。過去にも同様の出題があるもので、しかも比較的書きやすいテーマでしたので、解答できた受験生が大半と思われます。

 

〇 第3問 工程管理(難易度 難しい

 例年は第5問で出題されていた工程管理が、本年は第3問に出題されました。予想通りネットワーク工程表の問題でしたが、1~4の4つの小問のうち、3と4はかなりの難問で、多くの受験生は解答に苦しんだようです。

 

〇 第4問 躯体の記述(難易度 やや易しい

 記述量こそ多い問題ですが、例年と同様の出題形式で、各小問のテーマも予測しやすいものであったので、受験生の多くは解答できたようです。TACの直前テストでは、小問4テーマとも的中していました。

 

〇 第5問 仕上の5肢択一(難易度 やや易しい

 従来は、文中の誤っている部分を指摘し、正しい語句を記述する形式でしたが、今回は正しい語句を選択する形式になったため、難易度は下がりました。内容的にも過去の出題傾向を踏襲していたので、受験生を苦しめるものではありませんでした。

 

〇 第6問 法規の5肢択一(難易度 例年並み

 従来は空欄に当てはまる語句を記述する形式でしたが、今回は選択する形式になったため、形式的な難易度は下がりました。ただ、条文全てを覚えられるわけではないので、出題実績がない部分が出題された場合、前後の文脈で推測するほかなく、そういう意味で難易度は例年並みと言えます。

以上、総評でした。
明日は全問題の参考答案例をアップいたします。ご期待ください。