TAC講師の松島です。
1級建築施工管理技士2次検定受験された皆様へ、
大変お疲れさまでした。出来映えはいかがでしたでしょうか。
TACのホームページでは総評を掲載しておりますので、こちらをご覧ください。
本年度は、一次検定の全体合格率が前年より低かったことも考慮された難易度だったと思います。
ここでは、第4問 躯体の記述「2.バーサポート又はスペーサー」に関して、もう少しコメントしていきます。
前提文より「材料(仕様・品質・搬入・保管等)」がただし書きにあることにより、かなり解答内容が限定される問題でした。今まで解答例(以下一例)として挙げていた、
・原則として鋼製スペーサーを使用し、型枠に接する部分については防錆
処理の施されたものを使用する。
・断熱材の打込み部では、めり込み防止の付いた専用スペーサーを使用し、
かぶり厚さを確保する。
これらの解答が「ただし書き」に抵触してしまう可能性があり、解答に悩まれた方が多かったのではないでしょうか。
では、何を書けばよいのかというと、
解答としては、スペーサーの配置基準(以下表)を文章化したものが望ましいでしょう。
<解答例>
柱は、上段は梁下より0.5m程度の範囲に、中段は上段より1.5m間隔程度とし、
横間隔は1.5m程度、端部は0.5m程度に配置する。
他解答例を、TACホームページにて掲載しておりますので、こちらよりご参考にしていただければと思います。
合格発表は2024年2月2日(金)となります。
今まで、根詰めて毎日頑張ってきたご自身を誰よりもほめてあげて下さい!
皆様の合格を切に願っております。
来年度は受験資格要件が変わることにより、また何か変化がある年となるかもしれません。
情報が入り次第更新してまいります。
皆様、ほんとにお疲れさまでございました。
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