みなさん、こんにちは
講師の松島です。

 

昨年、「令和6年以降の検定問題の一部見直しについて」公表されていましたが、

7/10に『検定問題の一部見直しに伴う第二次検定問題の補足説明について

というのが新たに公表されました!

 

その内容がこちら↓

―二次検定 経験記述に係る問題【問題1】―

(現行) 受験者の経験した工事概要を記述し、受験者の経験・知識に基づき、施工管理上の課題や対策等を解答する

 

(見直し)設問に示された、建物概要や現場状況等の工事概要に対し、受験者の経験・知識に基づき、
   施工管理上の課題や対策を解答する。

 

※2級においては、受験種別「建築」「躯体」「仕上げ」に応じた設問となるため、複数提示された工事概要のうち、1つ選択して解答する。

 

なんと!!!

(現行) 受験者の経験した工事概要を記述し

→ 事前に、工事概要(名称、規模、構造、仕上げ内容他)を覚えて、自前の解答内容でなんとかいけてたのが、

 

(見直し)設問に示された、建物概要や現場状況等の工事概要に対し

→  これは、設問の中に『工事概要(名称、規模、構造、仕上げ内容他)』が与えられ、

 その与えられた建物概要や現場状況から、合理化・品質管理対策について解答しなさい。
 と読み取りました。

 建物概要について与えられるのは従来通りの項目で、

 現場状況は、工期に遅延あるか、近隣環境、地盤状況が今思いつくところです。

 

イメージは、第3問 ネットワーク工程問題のような感じかと。

ネットワーク問題では、工事概要の提示があり、工程の変更(設問内で提示)に関する出題「この場合、変更した日数を答えなさい」がありますので、
今回第1問の変更は、ネットワークであたえられてる条件の拡張版みたいな感じ??でしょうか。

1級建築施工に関しては、与えられる建物概要は1つ
2級建築施工に関しては、上記から『受験種別「建築」「躯体」「仕上げ」』の3つ建物概要が提示され、自分の受験区分に応じたものを選んで解答せよ、ということが想定されます。

 


早速、テキスト著者の三浦講師から出題予想が届きました。
(あくまで現時点での予想例です、あしからず


1.設問で示された,建物概要や現場状況等の工事概要において,あなたが考える現場作業の軽減対策を3つあげ,
次の①から③について具体的に記述しなさい。   

 ただし,つの対策は,躯体工事及び仕上げ工事をそれぞれ1つ以上含み,かつ,②及び③はそれぞれ異なる内容を記述するものとする。


① 工種名等 

② 現場作業の軽減のために実施する対策と軽減が必要となる具体的な理由
③ ②を実施する際に低下が懸念される品質と品質を確保するための施工上の留意事項


(三浦講師コメント↓)
『設問1の準備としては、個別対策を「躯体系」「仕上系」各々で最低2個、できれば3個準備しておいた方がよさそうに思います。一定規模以上の新築(RC系など)を管理できることを示す記述力が求められる可能性が高くなりそうです。

 うーーーーーーーん。むむむ。

結論、どう出るかなんて誰にもわからんのです。
わからないものに対して、「想定した対策」も、た・し・か・に、ほしいですが、
それよりか、まずは従来通りの準備をすることに重きを置く方がよいでしょう。


「文章書く」って「慣れ」なんですよね。

出題内容が見直されたからって、練習するには今までの過去問にそって、

自分の工事概要で、記述内容をまとめておくこと
上記のような想定対策は、その次のステップです。

やっぱり持ちネタと文章力がないと、なにも思いつかないし、なにも書けません。

 

専門工事(木造、改修、内装業など)の方、
「やったことのない工事に関して書けと言われたら」とご不安あると思います。
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2024/07/17 更新

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