TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

一級建築士 学科対策

井澤ですいざわ

9月14日(3週間後!)からTAC一級建築士「総合学科本科生 井澤Plus」コースが始まります。
そのコースだけのオリジナルコンテンツ「井澤式比較暗記法」のテキスト制作が大詰めを迎えています。
ブログや昨年のテキストをさらにブラッシュアップしています。
その一端をサンプルとしてご紹介します。

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どうでしょうか?
問題1~5、正解できたでしょうか?


私は令和8年合格目標からオンラインライブ1本に全集中します!
オンラインライブに本気です!
一番勉強しやすいのはオンラインライブだという歴史を作る意気込みです!

「オンラインライブとは?」「井澤式比較暗記法とは?」という方は、
ぜひ9月3日(水)19:30からの無料セミナーにご参加ください。
オンラインライブの生中継、双方向システムを使います。実際に体験してみてください。
要予約です。

https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_gd_gd.html#0903

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こんにちは

まだまだ暑い日が続いています。体調には十分にご注意ください。
さて、2026年合格目標の学科コースが販売になり、大変多くの方から
お申込みをいただいています。誠にありがとうございます。
9月も一級建築士のセミナーを実施しますので、気になる方はぜひご参加くださいね。

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過去問を発展・応用させたような出題にどのように対応するか?

再チャレンジを決めたとき、今後の学習方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
特に令和7年学科試験では、「計画」と「構造」が激ムズでしたので、今後どのように学習を進めていけばよいのか迷いが生じている方や、これまで独学で進めてきたけれどスクール選びを考えている方も少なくないでしょう。
当セミナーは、そんな方を強力にサポートしたい!!!という熱い思いを持つ佐藤による学習ガイダンスです。
今回は「構造」について重点的に解説するとともに、来年に向けての準備の仕方をお話いたします。
「来年に向けて気持ちを切り替えたい!」「モチベーションを高めたい!」「学習を少しでも楽しくしたい!」「もう悔しい思いはしたくない!」という方。
佐藤が味方ですよ。

実施概要
9/17(水)19:30~ オンライン(要予約)
※おおむねセミナー60分程度+その後、質疑応答を予定しております(当日の状況により時間が前後する場合がございますのでご了承ください)。

セミナーでお話すること
・令和7年学科試験の所感
・令和7年学科試験「構造」ピックアップ解説
・受験経験者向け!科目別の学習法
・経験者向けコースの選び方 (総合学科本科生?学科本科生?15分Web本科生?上級学科本科生?)
・質問会(匿名OK)

予約はこちら







こんにちは

一級建築士を目指す方に向けて、TACが贈る令和8年度のガイダンスのお知らせです。
TACのエース井澤真悟講師がいよいよオンラインライブで登場します。
井澤講師はどんな教え方するんだろう?オンラインライブって何?諸々疑問があるかと思います。
すべての疑問にお答えしますので、ぜひご予約の上、ご参加ください。

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業界一筋25年以上の井澤が開発した、独自の暗記メソッド

「井澤式比較暗記法」とは、この業界25年以上のTAC一級学科責任者・井澤真悟が開発した独自の暗記メソッドです。 建築士試験ではペアで覚えるべき内容が多く、どっちがどっちだったか混乱しやすいです。そうした多くの受験生が混乱して正確に覚えられないようなポイントが、まさに「合否を分ける出題の宝庫」であり、出題者もココを狙ってきます。
井澤がこだわり抜いて構築した「井澤式比較暗記法」では、こうしたポイントを比較整理することによって、効率的に暗記することを目指します。 今回のセミナーでは、「井澤式比較暗記法」でどんな困難・悩みが解決されるのか、その一端をお見せするとともに、新登場の「オンラインライブクラス」の学習プラットフォーム[Schoo Swing(スク―スウィング)]を実際に体験していただきます。

※オンラインライブクラスが定員に達した場合は、当セミナーにご参加いただきましても、お申込みをお受けできません。予めご了承ください。

実施概要
9/3(水)19:30~ オンライン(要予約)
※おおむねセミナー60分程度+その後、質疑応答を予定しております(当日の状況により時間が前後する場合がございますのでご了承ください)。

予約はこちら


井澤ですいざわ

先日の一級建築士学科本試験当日夜の「井澤ひとり感想戦」において、
最後の「お知らせ」「学科-設計製図コネクト講座」の説明の中で
「庁舎1,500㎡超は、用途制限上、
第一種・第二種中高層住居専用地域に建てることができないため、
北側高さ制限はかからない。」と断定したことについて、
北側高さ制限がかかる可能性がゼロではないことが分かりましたので、
訂正させていただきます。
深くお詫び申し上げます。

北側高さ制限もきちんと理解してください。

以下、少し長くなりますが、詳しく説明します。

1.一般的には「庁舎」は「事務所」として扱われます。
  この場合には北側高さ制限の検討は不要です。

  この内容について、次の2例のように明記している地方公共団体もあります。

  ① 徳島県鳴門市の例
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  ※3,000㎡超の場合の検討ですが、「事務所」として扱うことが明記されています。

  ② 栃木県那須烏山市の例
  ※ここでも庁舎が「事務所」として扱われています。

2.他方、次のように「庁舎」は
  「税務署、警察署、保健所、消防署その他これらに類するもの」の
  「これらに類するもの」の中に含まれると解釈される場合もあります。
  この解釈によれば、
  庁舎は4階以下であれば第一種・第二種中高層住居専用地域内に
  建築できるため、  北側高さ制限の検討が必要になりです。
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  ・この出典は「プロのための主要都市 建築法規取扱基準 四訂版 増補p335(ぎょうせい)」です。
   この書籍は行政関係者の間では広く知られている確かなものです。
  ・この解釈によれば、庁舎には「地方公共団体の支庁又は支所」が含まれ、
   庁舎は「税務署、警察署、保健所、消防署その他これらに類するもの」の
   「これらに類するもの」の中に含まれますので、
   法別表2(は)項七号及び令130条の5の4第一号により、
   4階以下であれば1,500㎡を超えるものも第一種・第二種中高層住居専用地域内に建築でき、
   その場合には北側高さ制限が適用されることになります。

3.結論
  受験生の皆さんにとっての結論は明確です!
  (正直なところ、この結論に至るまでの検討は複雑でした。)
  ――――――――――――――――――――
  結論
  もしも本試験で第一種・第二種中高層住居専用地域と出題されたときには、
  そのときに限って、
北側高さ制限を確認してください。階数は4以下です。
  ――――――――――――――――――――
  ・北側高さ制限は出ない「だろう」ではなく、出る「かもしれない」で備えてください。
  ・本試験で「そこに建てる」と指定されたら、
   建築できる解釈の余地があるのですから否定はできません。

4.最後に(これはコマーシャル)
  ・8/11(月・祝)に「学科-設計製図コネクト講座」を上記の内容も含めて実施します。
  ・オンラインライブでのお申込みは、専用双方向システムを使いますので
   明後日8/7(木)までにTAC WEB SCHOOLマイページ登録を行ってください。
  ・それを逃した場合はWEB通信講座をお申込みください。同じ内容を視聴できます。

5.拡散のお願い
  ・「井澤ひとり感想戦」は、8月5日現在までに2万人を超える方に視聴していただきました。
  ・正しい内容をお伝えするため、このブログの内容を拡散していただければ幸いです。
  ・なお、「井澤ひとり感想戦」のアーカイブ配信において、
   間違えた部分については今後誤解が生じないように削除いたしましたのでご報告いたします。









井澤ですいざわ

近年稀にみる「激むず」だった令和7年1級建築士学科本試験を受けて、
こういう試験にどう向き合えば合格できるのか、真剣に考えてみました。
傷心の方も、今だからこそ心に届くことがあるかもしれませんので読んでみてください。

本試験の講評
にも書きましたが、新規テーマが増えたわけではなく、
過去に出題されたテーマが深堀りされて難度が上がっています

環境No.3肢1の全熱交換器の出題が象徴的です。
「全熱交換器による換気において、外気の絶対湿度が室内の絶対湿度よりも高い場合、室内の吹出し空気の絶対湿度は、外気の絶対湿度より低くなる。(正)」
(一言で解説すれば「外気の温度や湿度を取り入れずに新鮮空気だけを取り入れるから」です。)

全熱交換器は受験生なら誰でも聞いたことがあるはずです。
このような応用問題が正解できるように過去問を掘り下げて理解すれば合格できるという一つの結論に至りました。

そのための対策は次の2つに集約されます。

――――――――――――――――――――
1.「応用力は、過去問の本質の理解から生まれる。「なぜそうなるか」を掘り下げること。」
・過去問の理解の深さが応用力に繋がる。
・過去問の表面的な理解ではなく思考のプロセスを意識すること。
・常に「本質は何か?」「ポイントは何か?」「要するに何?」「一言で言うと?」を考える。
(過去問繰り返しの場合とは異なる対策が必要になります。過去問繰り返しの場合は過去問を読み物として繰り返し読んで覚えても効果が出ますが、深堀りの出題では「読み物」からの卒業が求められます。)

2.「過去問は暗記事項の列挙ではなく、思考訓練の場と捉える。」
・過去問は答えを覚えるためのものではなく、考える力を鍛えるものという思考の転換の必要性を痛感します。
――――――――――――――――――――

今度の日曜日8月3日19時からオンラインで
学びがさらに進化!一級建築士学科対策ガイダンス」を開催します。

無料ですが要予約です。

はじめての方傷心の方
来年受験される全ての方へ
合格へのイメージを確かなものにするために
合格への道を知るために
令和8年合格目標のための最初のガイダンスを行います。
ぜひご参加ください。
全力で応えます。


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