TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

二級建築士 学科対策


せいた
こんにちは、セイタです

突然ですが、我々講師は講義のないこの時期は何をしているのでしょうか?


のほほんと遊んでいたいのは山々なのですが、実はそうゆう訳にもいかず、
来年度皆さんが使う、講座のテキストや問題集などの教材製作に日々追われているんです

私はただ今、2級建築士の計画のテキストを
より分かりやすく!より見やすく!試験に頻出箇所が一目で分かるように」試行錯誤しながら修正しています
↓↓
二級建築士_計画テキスト


テキストについた紙のビラビラは、追加原稿です。
すっごいたくさん付いているのがお分かり頂けるでしょうか?

このように、テキストや問題集は、毎年「より分かりやすく!」を目標に日々進化しています。
もちろん、最新の法改正今年の試験内容もしっかりと盛り込んでいますので、ご安心を。

来年度、皆さんのお手元で「TACの教材は分かりやすい!見やすい!」と言って頂けるような教材をご提供できるよう、頑張っている今日この頃です


平成27年二級建築士試験の「学科の試験」の合格発表がありました!

実受験者数 19,940人
合格者数 5,940人
合格率 30.1% 

講師からの総評は17時(予定)にUPします。 

井澤です。いざわ
今日は今年のニ級の構造から。

No.22〕コンクリートに関する問題の枝2.です。
問題 『プラスチック収縮ひび割れは、コンクリートが固まる前に、コンクリートの表面が急激に乾燥することによって生じるひび割れである。』

正しい記述ですか?誤りですか?
答えは「正」です。

なぜコンクリートにプラスチックが???

って思いますよね~。

この「プラスチック」は、プラモデルのプラスチックのことではありません。
語源は同じですが、ここでの意味は、可塑性すなわち任意の形に変形できる、という意味です。
プラスチック収縮ひび割れは、コンクリートが固まる前のプラスチックな状態(可塑性のある、変形できる状態)において、直射日光や風による水分の蒸発によりコンクリート表面が急激に乾燥することよって生じるひび割れです。これが発生した場合には、コンクリートの凝結が終了する前に、表面のタンピング等により処置する必要があります。

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