TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

二級建築士 設計製図対策

いざわ
井澤です

本日、平成29年 二級建築士設計製図試験の課題が発表されました。
課題から読み取れることを速報としてお伝えします。

■平成29年二級建築士「設計製図の試験」の発表課題
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「家族のライフステージの変化に対応できる三世代住宅(木造2階建て)」
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要求図書については、1階平面図兼配置図、2階平面図、立面図、断面図、2階床伏図兼1階小屋伏図、部分詳細図(断面)、面積表、仕上表及び計画の要点等とする。
なお、外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。
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■課題の分析

1.「木造2階建て」について
予想どおり、今年は木造2階建てでした。
この文末に木造課題である平成28年本試験のTACオリジナル答案例を掲載しましたので、作図量、作図内容等の参考にしてください。

2.「三世代住宅」とは
三世代住宅とは、三世代(親世代、子世代、孫世代)が同居する住宅です。
二世帯住宅(親世帯、子世帯(夫婦、子供))と言うこともできます。
「世代」は3でも、世帯は2です。
居間・食事室・台所は二世帯それぞれに設けるのが妥当です。

3.「ライフステージの変化」とは
ライフステージとは、人生における、就学、就職、結婚、出産、子供の独立、定年退職、親の介護などの段階(ステージ)を言います。
家族の成長に伴い、家族構成も変化します。
それらのライフステージの変化に応じて柔軟に対応できる、リフォームしやすい計画が求められています。
具体的には次のような計画が考えられます。

●親の高齢化への対応
バリアフリー化を行い、スロープを設けるなど段差を無くす、親世帯を1階にまとめる、ホームエレベーターを設けるなど。
●子供の成長への対応
2人の子供がいる場合、1つの子供部屋を2つに分割できるようにする、あるいは逆に子供の独立を考慮して2つの子供部屋を1つにする、また、趣味室にできるようにするなど。
●予測できない変化への対応
フレキシブルに使える予備室を計画するなど。

4.計画のポイント
今年の課題の最大のポイントとして、上記の「家族のライフステージの変化への対応」を含めて、次の3点が考えられます。

●三世代、二世帯の共用と分離
二世帯が適度な独立性を保ちながら、三世代が寄り添って暮らせる共用部分を実現するためのゾーニング計画と動線計画
●家族のライフステージの変化への対応
●バリアフリー化

5.要求図面について
要求図面について注目すべきは、①「部分詳細図(断面)」と②「外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。」の部分です。

①部分詳細図(断面)について
「部分詳細図(断面)」とは、「部分的な矩計図(かなばかりず)」です。次の3つの部分の部分詳細図の練習が不可欠です。

●基礎部分(平成26年、28年出題)
●2階床組部分
●屋根・軒先部分

部分詳細図は、平成25年以前に出題されていた矩計図(基礎から屋根まで)に代えて、平成26年から木造課題の際に出題されるようになったものです。(平成27年はRC造なので部分詳細図は出題されていません。)

②外壁の仕上げについて
「外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。」という条件が付いたのは今年がはじめてです。
従来は「ラスモルタル塗り吹付タイル」など、受験者が普段練習して慣れている仕様で部分詳細図を描けばよかったのですが、今年はそうはいきません。
少なくとも次の代表的な仕様についてのの練習が不可欠です。

●サイディング(製品化されたセメント(窯業系)や金属製の乾式外壁板)
●モルタル外壁塗装(ラスモルタル塗り吹付タイルなど)

①で説明した「基礎部分」「2階床組部分」「屋根・軒先部分」の3箇所の部分詳細図のどの部分にも外壁が含まれてきますので、②の指定によって、3箇所のどれかの出題の可能性が高いと断言することはできません。

6.近年の出題傾向を踏まえた受験対策を
近年はサプライズがなくオーソドックスな出題となっています。
消化しきれないほど多くの課題を解くことははっきり言って遠回りです。
厳選された良問をしっかり消化すること。
これが合格の秘訣です。

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以上、課題から読み取れることを速報としてお伝えしました。

■TACの二級建築士設計製図コースについて
TACの二級建築士設計製図コースは7課題です。
厳選された課題であれば7課題で十分合格できます。
その証拠に昨年の平成28年本試験では、TAC教室講義の合格率は76.2%(受験番号申告者。全国合格率は53.1%)でした。
無理なく無駄なく合格しましょう!

試験対策としては、まずは作図です。
お申込みをされるとすぐに作図練習セットが届きます。設計製図試験から受験される方は今から作図練習をしておきましょう。
講義の中でも作図の仕方から丁寧に指導していきますので、初受験の方も安心してください。

●TAC二級建築士設計製図コースのHPはこちらです。
http://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_crs_2kyu_16seizu.html
定員がありますので、お申込みはお早めにお願いします。

●二級建築士「課題の概要説明会」を次のとおり実施いたします。
新宿校  7/5(水)19002030
池袋校  7/8(土)11001230
名古屋校 7/8(土)11001230
渋谷校  7/9(日)14001530
ふるってご参加ください。

一緒にニ級建築士を勝ち取りましょう!

■参考図面
以下は、平成28年本試験「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造2階建て)」のTACオリジナル答案例です。参考にしてください。

H28-2Q-TAC




せいた講師のセイタです。いろいろありまして、大変ご無沙汰しておりました


さて、気づけば来週の6/7(水)には、平成29年度 2級建築士 設計製図の課題が発表される予定です


今年の課題は、これまでの傾向からすると「木造課題」で専用住宅だと思うのですが、実際はどうなんでしょうね
店舗併用住宅の可能性もありますね


予め分かっていればいいのですが、こればかりは受験生の皆さんと同様、7日の課題発表を待たないと分かりません

ここでいきなり「鉄筋コンクリート造」の課題が出たら、相当びっくりしますが(笑)

とにかくドキドキしながら7日を待ちましょう



課題発表の当日、井澤先生に今年の課題についての「速報」を本ブログで出していただきます

(残念ながら、セイタは当日朝から終日、2級の直前演習ゼミの講義をしているもので。。。スミマセン




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