TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

雑記

井澤ですいざわ

みなさん「WIRED」ってご存知ですか?
私が最近気になっているウェブサイトの一つです。

はじめてこのサイトに興味を持ったのは、
「高層ビルを作るクレーン」の作り方(動画)
を見たときでした。

他にも、ゲームで認知能力が向上するとか、「目に見えない」自転車用ヘルメットとか、興味深いレポートが満載です。
戦略ゲーム「StarCraft」で認知能力が大幅に向上:研究結果
「目に見えない」自転車用ヘルメット:スウェーデンの女子大生が発明


また、日経BP社さんのケンプラッツでも記事が採用されています。
「建築家の卵」のための新セット「LEGO Architecture Studio」発売
都市の「熱」を可視化:熱探知カメラで見た夏のニューヨーク

こんにちは、ホンダですほんだ

今回は、下町にある発祥の地のご紹介です。
まずは、今や縁結びのパワースポットとして、若い女性に大人気の「今戸神社」です。
ここは、「招き猫」の発祥の地として、神社の正面に巨大な招き猫がデーンと鎮座しています。
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実は、私の出身中学校はこの近所でして、
今戸神社の境内は、通学路としてよく利用していました。
ただ、遠い記憶を探っても、当時の今戸神社に招き猫がいた覚えはなく、
また、縁結びという話を聞いたこともありませんでした。

風の噂では、
神社の神主さんが女性に代わった20年ほど前から、
突如今のような流れになったということです。

あっ、決して「招き猫」発祥の地や、縁結びのパワースポットを疑っているわけではありません。
神社の神主さんだって、霞食って生きているわけじゃないですから。。。
バチが当たりませんように。。。

そして、今戸神社からやや離れ、
「あしたのジョー」で全国区の知名度になった泪橋の交差点のほど近くに、
「玉姫稲荷神社」があります。
神社の前には、ジョーと葉子さんが。。。
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そう、ここは、ジョーがチンピラと喧嘩したり、
紀子ちゃんとデートしていた「ジョーのふるさと」です。
この界隈は、いわゆる「山谷地区」でして、
今もホームレスの人たちが、神社に隣接する公園にブルーシートハウスを作って、
寝食しています。

インターネットで検索したのですが、「玉姫稲荷神社」の公式ホームページは見当たりません。
「ジョーのふるさと」という看板を置いているところをみると、
集客にまったく興味がないわけではないと思うのですが、
「今戸神社」に比べると、戦略に差があるかな。。。
あっ、バチが当たりませんように。。。

関東大震災と第二次世界大戦によって、
下町は壊滅的な被害を受けました。
なので、今回紹介した今戸神社も玉姫稲荷神社も、
戦後RC等で建てられたものですが、いわれや歴史はあるようです。
是非、一度、「招き猫」と「ジョー」に会いにきてください。

さて、次回は、下町にあるもっとシュールな神社をご紹介します。

こんにちは、ホンダですほんだ

自分の家のにおいが気になることってありますよね。
我が家にも特有のにおいを感じることがあり、
芳香剤でごまかしてることがあります。

こうした芳香剤の効果をマスキングといいますね。
弱い音が強い音に打ち消される音のマスキング効果など、
環境設備の科目で学習します。

ただ、特有のにおいは、人をほっとさせる効果があります。
私にとって、浅草の地下街のにおいがこれにあたります。
ここが入り口です。レトロでしょ。
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現在、東京にある最古の地下街といわれ、
それはそれはディープな様相とにおいを醸しだしています。

私が子供のころ、この地下街の入り口近くに卵屋さんがありました。
その卵屋さんは、鳥の巣のようなわら屑のなかに、
親鳥がたったいま産んだように卵を陳列して、1個単位で売っていました。
(写真を撮っておけば良かった・・・)

そのころも地下街のにおいは半端じゃなく、
たまたま当時飼っていた手乗り文鳥の鳥かごを掃除するときのにおいと似ていたので、地下街のにおいのもとは、てっきりその卵屋さんだと信じていました(卵屋さんごめんなさい)。

今は卵屋さんもなくなりましたが、
当時と全く同じにおいが地下街を包み込んでいます。
においのもとは定かではありませんが、
さすがに夏場は避けたいときがあります。

ところが近年、ここにタイ料理屋さんとベトナム料理屋さんが出店し、
なかなか美味しいとの評判で、
若い女性を中心に賑わいをみせています。

これらのお店で特筆すべきは、
空調に工業用扇風機を使っていることです。
というのも、エアコンの室外機を設置するところがないので、
店の外から強烈な風を店内に送り込んでいるのです。
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当然ながら店内の調理場のにおいは地下街にあふれ、
もともとのにおいと入り混じって、うーん。。。。マスキング?!

実は、この地下街を私は毎日通って通勤しています。
臭いなぁと思う時がほとんどですが、
たまに旅行などに行って帰ってくるとき、
この地下街にたどりつくと、ホッとしていることに気がつきます。

地下街の店舗のことを建築基準法では「構え」といい、
この一つ一つの「構え」を建築物と同様に扱っていますが、
今の浅草の地下街の「構え」には、つい身構えたくなるものが(笑)

700円の床屋さん、3本980円のDVD屋さん、占い屋さんに、浅草名物焼きそば屋!
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ただ、構造的にもうそんなに長くはないかと。
どうか、大改修される前に、
半世紀以上の歴史のある昭和のにおいを感じてみてほしい、
そんな浅草の名所中の名所がこの地下街です。







こんにちは、ホンダですほんだ

お久しぶりです。
実は、事情があり、この真夏だというのに自宅の8畳間のリフォームをしました。
畳の交換、襖の張替え、障子の張替えと、ついでに壊れたエアコンの交換です。

浅草は、畳屋さんや建具屋さんなど、古くからの職人気質の方がいて便利です。
 もともと花柳界(料亭さんや待合さん)の近くなので、
めっきり減ったとはいえ、まだまだ職人の活躍場面はあるようです。

ところで料亭と待合の違いは分かりますか?
建築基準法施行令では、第115条の3などに、「待合、料理店」と記載され、
法的には同一の用途になっています。

まぁ、実際にも、芸者さんと楽しく一杯やる所である点では共通ですね。
写真 (7)

ただ、細かく言うと、待合と料理店は多少違います。
料理店とは、料亭とか割烹(かっぽう)といわれるもので、自前の板場があり、料理を出します。
対して待合(まちあい)には概ね板場がなく、料理は仕出しになります。

そして、こうした所に芸者さんを派遣するところを、「見番(けんばん)」といいます。
料亭さんは、お客さんから予約が入ると、見番に連絡します。
見番は、登録している芸者さんを派遣する、という仕組みです
(実際は、芸者さんが所属する置屋さんがさらに介在していますが)。
写真 (8)

現在、こうした「お座敷」にあがって2時間ほど飲食すると、
飲食代から玉代(ぎょくだい=芸者さんへの支払い)までで、
概ね1人8万円くらいかかると言われています。

私が20歳くらいのころ、知り合いの芸者さんから、
「お兄ちゃん、偉くなって一座敷上げてね!」
と毎日のようにハッパをかけられました。

今も、残念ながらこのハッパに応えることはできていませんが、
男たるもの、お座敷を目指せ!っていうモチベーションは、
いつまでも持っていたいと思っています。











 

井澤です。 いざわ

下町紹介ならぬ地元紹介になりますが、私はひばりヶ丘に住んでおりまして、近くに「ひばりが丘団地」があります。
日本住宅公団(現UR都市機構)のマンモス団地の先駆けとして有名ですが、老朽化により立て替えが進み、今ではストック再生実証試験のほうでも有名になっており、1級建築士試験でも平成24年に計画No.11で次のような出題がありました。

問題 『ひばりが丘団地(東京都東久留米市)は、解体せずに再生・活用する技術的手法を検証するため、解体予定の住棟を用いてストック再生実証試験が行われた団地である。』

これは正しい記述です。
解体(スクラップ&ビルド)ではなく改修(リノベーション)というわけです。ストック対策は社会的に重要性が高まっており、建築士試験でも重要テーマとして出題が増えています。
下の写真は躯体だけを残して開口部や手すり等が撤去された状態です。

hibari
 

さて、今年の2級建築士「構造」No.19で次のような出題がありました。

問題 『建築物の最上階又は最上階から複数階を撤去する改修は、建築物の重量を低減できるので、耐震性の向上に有効である。』

これも正しい記述です。
地震力は、建築物の重量に地震層せん断力係数を乗じて求めることから分かるように、建築物の全体の軽量化は、耐震性の向上に有効なわけですが、このような「減築」の事例にどのようなものがあるかを調べてみたら、これまた「ひばりが丘団地」が先駆けでした。
下記、UR都市機構ホームページをご覧ください。

http://www.ur-net.go.jp/rd/rn1/technical/

http://www.ur-net.go.jp/rd/rn1/technical/pdf/07.pdf

 

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