TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

本試験情報

ほんだこんにちは、ホンダです。

本日、2017年一級設計製図試験の課題が公表されました。
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「小規模なリゾートホテル」
 【要求図書】
  ●配置図(縮尺1/200)
  ●地下1階平面図、1階平面図、2回平面図(縮尺各1/200)
  ●断面図(縮尺1/200)
  ●面積表
  ●計画の要点等
 (注1)「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に規定する特別特定建築物の計画
 (注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画
 (注3)斜面地を考慮した建築物の計画
 (注4)車両動線(車回し、車寄せ等)を考慮した外部空間の計画
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 近年出題のない「配置図」が要求図書に含まれるほか、斜面地であることが明記されています。
また、昨年も出題されたパッシブデザインを積極的に取り入れることや、バリアフリー法の特別特定建築物にかかる計画であることも明記されています。

以上、第一報です。
詳細は、後日改めてお知らせいたします。


せいたこんにちは、清田です。

平成29年 二級建築士学科試験の講評を公開いたします。

昨日の二級建築士学科試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした

 

全体的な難易度としては、午前中の計画はやや易しく、法規はやや難しく、午後の構造は標準的、施工はやや難しかったと言えます。
4科目全体で見ると、
「標準的~やや難しかった」と言えるでしょう。

また、例年に比べ、目新しい出題が比較的少ない印象でしたが、建築の本質を突いた出題、これから実施する設計製図試験をにらんだ出題などがあったように思われます

 

■計画■

全体的にやや易しい問題でした。
ただ、環境工学のNo.5(壁内の内部温度分布)は、断熱性の大小、温度分布の勾配ともに、断熱材>密閉空気層>コンクリートという知識を求める難問でした。

・次のような新規論点も出題されましたが、それに惑わされないだけの過去問の理解があれば正解できた問題構成になっていました。

No.10枝2、3、4(風速増加率、冷房デグリーデー、風配図)、No.12(L・D・Kの組合せ形式)、No.18枝5(共同建替、協調建替)、No.20枝3(誘引ユニット)、No.25枝2(天井チャンバー方式の圧力損失)

No.19(建築設備)は、枝1、2(ウォールウォッシャ、ストレーナ)の2つには絞れたと思われますが、ともに新規問題でしたので難しかったと思われます。

 

■法規■

全体的にやや難しい問題でした。昨年に続いて「問題文が長文化」しており、問題を読み解き、理解するだけでも時間がかかったのではないでしょうか。

・図・計算問題(No.6軸組、No.14用途制限、No.16建築面積、No.19高さ)は定番の問題ばかりでしたが、No.1高さ等」、「No.5採光」の問題は平成25年以降の出題がなかったため、久しぶりの出題となりました。また、№8(確認申請書に添付する図書)は新しい傾向の出題で戸惑った方も多かったと思われますが、問題文どおり建築基準法施行規則第1条の3を順に調べれば、解答枝は見つけられた問題でした。

・その他、次のような近年の法改正内容からの出題が数多く見られました。

No.2枝2、No.10枝1(幼保連携型認定こども園)、No.3枝5(不服申立ての審査請求)、      

No.7枝5(特定天井)、No.9枝5(強化天井)、No.17枝3(特定避難時間倒壊等防止建築物)、

No.21枝5(延べ面積300㎡超の場合の書面による契約締結の義務)

 

■構造■

全体的に標準的な問題でした。
力学6問は標準的な難易度でした。No.(断面の性質)は、過去10年で1回しか出題のなかった「断面一次モーメント」の問題でした。№4(3ヒンジラーメン)では、初めて応力(せん断力)まで求める出題でした。

・構造計画の4問(№7、8、1819)は比較的易しい出題でした。

・各種構造、建築材料は、№12枝1(土台継手の下木)など新規問題が解答枝のものもありましたが、過去問の知識で十分対応できたのではないでしょうか。また、今年の設計製図試験の「外壁の仕上げ指定」を意識してか、№25枝2(窯業系サイディング)などの出題もありました。

 

■施工■

・出題の構成は例年とほぼ変わりませんでしたが、全体的にやや難しい問題でした

№1(ネットワーク工程表)の問題は、枝3を正解としましたが、枝5も正解となる可能性があります。また、各種工事についても数値を問う問題が多く、かつ新規論点が混在していたことから、解答に戸惑ったかもしれません。一方で、№10枝4(コンクリートの打継ぎ面)は、水がたまらないようにすべきなど、「施工の本質」を問う問題もいくつか見られました。

・施工でも設計製図試験の「外壁の仕上げ指定」を意識してか、№15枝3(外壁の通気構法)などの出題がありました。

・№25は、工事請負契約約款に関する条文問題で、枝3も221項の条文どおりとはいっても細かい知識を要求する問題でした。
近年の傾向としては、施工の難易度が高くなっており、今後も数値の暗記とともに、材料の性質や工法の特徴の理解が必要といえるでしょう。



合格推定点■
 さて、TACの合格推定点を公表いたします。

TAC合格推定点  60点以上

TAC各科目基準点 計画13点以上、法規13点以上、構造13点以上、施工12点以上


 以上により、施工の基準点は1点引き下げられる可能性がありますが、全体の合格基準点は例年通り60点になるものと推定いたします。

 なお、この推定点はTACが独自に算出したものです。実際の合格点と異なる場合がありますことをあらかじめご了承ください。試験実施機関による正式な合格発表は
822日(火曜日)が予定されています。

皆様の好結果を祈念しています

 


 


ほんだこんにちは、ホンダです。

受験生の皆様、お待たせいたしました。
平成29年度の二級建築士学科試験の全100問の推定解答番号を公表します。

難易度としては、計画・法規・構造が平年並みで、施工がやや難しかったという声が多かったようです。それでは、ご覧ください。

【注意】施工№01については、3とともに5も正解となる可能性があります。(7月3日14時追記)

計画
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21  №22  №23  №24  №25 


法規

№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21  №22  №23  №24  №25 


構造
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21  №22  №23  №24  №25 


施工

№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21  №22  №23  №24  №25 

いかがでしたでしょうか。
明日は、お昼ごろに「試験の講評」と「合格推定点」をアップいたします。
引き続き、ご期待ください。

本日は、大変お疲れさまでした。


 本解答速報は、TACが独自に推定したものです。試験実施機関とは何ら関係ありません。また、後刻変更する場合もありますのでご了承ください。
※ 本解答速報の著作権はTAC(株)に帰属します。許可無く一切の転用・転載を禁じます。

彡★☆★お知らせ☆★☆彡
・当年度課題についてTAC講師がズバリ解説する課題の概要説明会」を開催いたします。予約不要、参加費無料ですので是非ご参加ください。

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ほんだこんにちは、ホンダです。

いよいよ今週の日曜日は平成29年 二級建築士学科試験です。
TACでは、本年も当日の20時までに全100問について「解答速報」を実施いたします。
TACホームページと本ブログで公開しますので、是非ご覧になってください。
登録等は一切不要です。

しかもしかも、午前中の試験(計画と法規)の解答番号は、午後の試験が終わるタイミングで公開いたしますので、お帰りの電車の中などでもご確認いただけます。
また、翌日の昼ごろには「試験の講評」と「合格推定点」についても公開いたします。

学科試験を突破した方は、設計製図の課題の概要説明会でお待ちしています。
当年度のオリジナル課題を進呈し、課題のポイントをご説明いたします(無料・予約不要)。


それでは、皆様の好結果を心よりお祈りしています。

いざわ
井澤です

本日、平成29年 二級建築士設計製図試験の課題が発表されました。
課題から読み取れることを速報としてお伝えします。

■平成29年二級建築士「設計製図の試験」の発表課題
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「家族のライフステージの変化に対応できる三世代住宅(木造2階建て)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
要求図書については、1階平面図兼配置図、2階平面図、立面図、断面図、2階床伏図兼1階小屋伏図、部分詳細図(断面)、面積表、仕上表及び計画の要点等とする。
なお、外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。
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■課題の分析

1.「木造2階建て」について
予想どおり、今年は木造2階建てでした。
この文末に木造課題である平成28年本試験のTACオリジナル答案例を掲載しましたので、作図量、作図内容等の参考にしてください。

2.「三世代住宅」とは
三世代住宅とは、三世代(親世代、子世代、孫世代)が同居する住宅です。
二世帯住宅(親世帯、子世帯(夫婦、子供))と言うこともできます。
「世代」は3でも、世帯は2です。
居間・食事室・台所は二世帯それぞれに設けるのが妥当です。

3.「ライフステージの変化」とは
ライフステージとは、人生における、就学、就職、結婚、出産、子供の独立、定年退職、親の介護などの段階(ステージ)を言います。
家族の成長に伴い、家族構成も変化します。
それらのライフステージの変化に応じて柔軟に対応できる、リフォームしやすい計画が求められています。
具体的には次のような計画が考えられます。

●親の高齢化への対応
バリアフリー化を行い、スロープを設けるなど段差を無くす、親世帯を1階にまとめる、ホームエレベーターを設けるなど。
●子供の成長への対応
2人の子供がいる場合、1つの子供部屋を2つに分割できるようにする、あるいは逆に子供の独立を考慮して2つの子供部屋を1つにする、また、趣味室にできるようにするなど。
●予測できない変化への対応
フレキシブルに使える予備室を計画するなど。

4.計画のポイント
今年の課題の最大のポイントとして、上記の「家族のライフステージの変化への対応」を含めて、次の3点が考えられます。

●三世代、二世帯の共用と分離
二世帯が適度な独立性を保ちながら、三世代が寄り添って暮らせる共用部分を実現するためのゾーニング計画と動線計画
●家族のライフステージの変化への対応
●バリアフリー化

5.要求図面について
要求図面について注目すべきは、①「部分詳細図(断面)」と②「外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。」の部分です。

①部分詳細図(断面)について
「部分詳細図(断面)」とは、「部分的な矩計図(かなばかりず)」です。次の3つの部分の部分詳細図の練習が不可欠です。

●基礎部分(平成26年、28年出題)
●2階床組部分
●屋根・軒先部分

部分詳細図は、平成25年以前に出題されていた矩計図(基礎から屋根まで)に代えて、平成26年から木造課題の際に出題されるようになったものです。(平成27年はRC造なので部分詳細図は出題されていません。)

②外壁の仕上げについて
「外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。」という条件が付いたのは今年がはじめてです。
従来は「ラスモルタル塗り吹付タイル」など、受験者が普段練習して慣れている仕様で部分詳細図を描けばよかったのですが、今年はそうはいきません。
少なくとも次の代表的な仕様についてのの練習が不可欠です。

●サイディング(製品化されたセメント(窯業系)や金属製の乾式外壁板)
●モルタル外壁塗装(ラスモルタル塗り吹付タイルなど)

①で説明した「基礎部分」「2階床組部分」「屋根・軒先部分」の3箇所の部分詳細図のどの部分にも外壁が含まれてきますので、②の指定によって、3箇所のどれかの出題の可能性が高いと断言することはできません。

6.近年の出題傾向を踏まえた受験対策を
近年はサプライズがなくオーソドックスな出題となっています。
消化しきれないほど多くの課題を解くことははっきり言って遠回りです。
厳選された良問をしっかり消化すること。
これが合格の秘訣です。

――――――――――――――――――――
以上、課題から読み取れることを速報としてお伝えしました。

■TACの二級建築士設計製図コースについて
TACの二級建築士設計製図コースは7課題です。
厳選された課題であれば7課題で十分合格できます。
その証拠に昨年の平成28年本試験では、TAC教室講義の合格率は76.2%(受験番号申告者。全国合格率は53.1%)でした。
無理なく無駄なく合格しましょう!

試験対策としては、まずは作図です。
お申込みをされるとすぐに作図練習セットが届きます。設計製図試験から受験される方は今から作図練習をしておきましょう。
講義の中でも作図の仕方から丁寧に指導していきますので、初受験の方も安心してください。

●TAC二級建築士設計製図コースのHPはこちらです。
http://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_crs_2kyu_16seizu.html
定員がありますので、お申込みはお早めにお願いします。

●二級建築士「課題の概要説明会」を次のとおり実施いたします。
新宿校  7/5(水)19002030
池袋校  7/8(土)11001230
名古屋校 7/8(土)11001230
渋谷校  7/9(日)14001530
ふるってご参加ください。

一緒にニ級建築士を勝ち取りましょう!

■参考図面
以下は、平成28年本試験「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造2階建て)」のTACオリジナル答案例です。参考にしてください。

H28-2Q-TAC



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