TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

本試験情報


こんばんは、セイタですせいた

本日は2級建築士設計製図試験、大変お疲れ様でした。
皆様、いかがでしたでしょうか?


まずは、速報として簡単な講評です

①景勝地について
敷地図を見たとき、「計画敷地が傾斜している」と一瞬焦った方もいたかと思います
しかしよく見ると、敷地は平たんでかつ16m角の正方形、大変シンプルな形状。(TACの受講生の皆さんは、8課題中、後半の3課題は全てこの大きさでしたね

問題文では、眺望の要求は「2階の浴室のみ」、あとは各自判断するというものでした。
主要な居室すべてについて南側眺望を確保しようとすると、少し難しくなったかもしれません。無理して全て南面させてうまくまとまらないより、要求になければ1室を北側へ持ってきてキレイにまとめることもアリかな、と思います。ただし、その際は角に計画して2方向に窓を設けるべきでしょう。


接道条件は北道路、眺望側は南側という、最も出題されやすいと想定していた方向でした
なお、北側に眺望の条件の課題は、私は当初から想定していませんでした。

なぜなら、一般に別荘などの住宅は、北側に景観の良い方向の敷地をそもそも選ばないこと、建築士試験として景観に配慮した場合、景観のよい北側と日照の南側とで、南北にどのように主要な居室を配置するか?で迷うこと、それを受験者に判断させる課題は出ないであろう、ということです


②土間スペース
玄関を兼ねたものでした。TACの課題の多くが玄関を兼ねたものでしたね
使用用途については、計画にはあまり関係ないものでした。私自身も、土間の用途は関係ないだろうなあとは思っていました。段差処理がきちんとできたかどうか?、居間との一体利用ができたか、がポイントです。


③部分詳細図
こちらも、今年の課題の出題可能性として一番高かった「1階土間」でした。きちんと練習した方は簡単に描けたと思います。次は「2階床組」辺りが出ますかね?

④屋内自動車車庫
こちらも、想定内の条件でした(TACの受講生の皆さんは課題1でやりましたね)ただし、屋内車庫だけでなく、屋外にも1台要求されたことで計画が少し難しくなったかもしれません。
駐車スペースは、2台まとめて横並びが基本ですが、今回はそう計画しようとすると難しかったかもしれません。アプローチを中心に、左右に分けて計画したほうがまとめやすかったでしょう。

また、エスキス段階で敷地図をきちんと描いていなかった人が、作図してたら屋内車庫が敷地の外にはみ出てしまっていたことに気づいた、という話も聞きました。皆さんは大丈夫でしたよね?


⑤2階の計画
2階の計画に少し苦労したかもしれません。本課題の2階の主要な居室は、①夫婦寝室 ②子ども室 ③吹抜け8畳ですが、南面させるべき室として「浴室」があり、計画が少し難しかったかもしれません。


以上、総体的には、サプライズ条件は特になく、シンプルな出題であったと思います。
しかし、全ての条件をパーフェクトに満たすプランを、時間内に作ることは結構難しかったかもしれません。
多少の難があっても、プランをまとめ上げ、しっかりと作図時間を確保して表現力のある図面を描き、かつ、要求事項に記入漏れのない、図面間に整合性のとれた図面を描けたかどうか?で合否が分かれるのではないででしょうか?


 つづいて、エスキス例ですまずはプラン①
H28_TAC2級建築士設計製図_解答答案例1



【プラン①】
屋内車庫と屋外駐車スペースを分けて計画したプランです。
2階外壁が屋内車庫の上に載っていること、2階夫婦寝室の収納が大きいこと、2階浴室が階段から少し遠い等が少々難ありでしょうか

つづいてプラン②(佐藤先生作
H28_TAC2級建築士設計製図_解答答案例2



つづいてプラン③を追加

H28_TAC2級建築士設計製図_解答答案例3

ほんだこんにちは、ホンダです。

本日、2016年の一級建築士学科試験の合格発表が下記のようにありました。

実受験者数 26,096人(前年25,804人)
合格者数  4,213人(前年4,806人)
合格率   16.1%(18.6%)
正答番号  TACが当日推定した正答どおりでした⇒こちらをご覧ください。
合格基準点 総得点90点-計画11点 環境・設備11点、法規16点、構造16点、施工13点
こちらも試験翌日のTACの予想通りでした⇒こちらをご覧ください。

以上により、平成23年の15.7%という試験に次いで、近年では狭き門となりました。

なお、環境・設備の№18については、試験時に訂正が行われなかった一部の会場で受験した方のみ、枝2の他に枝1を選択した方も正答として取り扱う旨が公表されています。
⇒詳細はこちらをご覧ください。

 ということで、合格した皆様おめでとうございます。この勢いで、一気に設計製図試験を突破し、最終合格を射止めましょう。

また、残念な結果であった皆様、2017年の試験に向けて再スタートです。
継続は力なり。合格を目指して頑張りましょう。 

ほんだこんにちは、ホンダです。

本日、2016年二級建築士学科試験の合格発表が次のとおりされました。

実受験者数 20,057名
合格者数    8,488名
合格率    42.3%

合格基準点は各科目13点、トータル60点以上と例年通りで、TACが7/4に予想した通りでした⇒こちらを参照
また、全100問の正答もTACで既に公表した通りです⇒こちらを参照

現在、TAC受講生の合格率を算定しているところですが、
本試験受験番号を教えていただいた方の合格率は、教室生で86%、通信生を含めても80%と極めて高い結果となっています。

ということで、合格された皆様、すでに設計製図試験に向けて学習に余念がないと思いますが、まずはおめでとうございます。是非とも、製図も一気に合格を射止めてください。

一方、残念な結果に終わった皆様、下を向いている暇はありません。 
来年こそ捲土重来!ともに頑張りましょう。

ほんだこんにちは、ホンダです。

昨日の本試験、大変お疲れさまでした。
さっそくですが、お約束の講評と合格推定点についてTACの見解を公表します。


―――――――――講評
―――――――――

まず試験の難易度は、次のとおりです。

計画   →やや難しい
環境・設備易しい
法規   →例年並み
構造   →例年並み
施工   →やや難しい

全体としては、例年並み(昨年よりやや難しい)と言えます。

科目ごとに少し詳しく見ていきます。

■計画
の特徴

●№2枝3は、今年1月末に惜しまれつつ一般公開を終了した神奈川県立近代美術館鎌倉館(坂倉準三設計)と、世界遺産に登録されたばかりの国立西洋美術館本館(ル・コルビュジエ設計)とを混同させた誤りの枝でした。
№6は、今年の設計製図課題でも重要なテーマに挙げられているパッシブデザインについての出題でした。
建築史、実例建築物からの出題が今年も5問ありました。決して易しくはありませんが、№12以外の4問は、過去問の応用で対応できる内容でした。
19(積算)では図の問題が出題されました。小数点以下を切り上げた整数に1を加えることがポイントです(いわゆる植木算)。

■環境・設備
の特徴

過去問で十分に対応できる問題でした。
15(給排水設備)の緊急給水遮断弁、給湯設備の転倒防止措置、災害応急対策のための受水槽容量の増量や、№19(建築設備)の火災時管制運転制御など、災害対策を意識した問題が散見されました。
 

■法規の特徴

建築基準法は標準的な問題でしたが、法令集を見ないで解答できる問題が少なく、時間が掛かったかもしれません。
関係法令のNo.24(建築士法)、No.25(都市計画法)、No.30(関係法令)は、細かい点からの出題で、難しい問題でした。
№7枝4は、地上3階建ての学校について、耐火建築物としなくてもよい、という法27条、法別表1の法改正に関わる内容でした。
21枝3は、延べ面積300㎡超の場合の書面による契約締結の義務についての、士法22条の3の3の法改正に関わる内容でした。
上記のような、建築基準法、建築士法の改正からの出題がありましたが、量的には多くありませんでした。来年以降、出題が増えることは間違いないでしょう。

■構造
の特徴

力学の№1(全塑性状態のPとQ)、№5(静定トラス)は、過去問にひねりが加えられており、やや難しい問題でした。
文章問題は、1問につき1枝程度の新規問題が入っており、さらに解答枝が過去問と表現を変えたものが多く、過去問の正確な理解と応用力が試される内容でした。
ただし、手も足も出ない難問はほとんどありませんでした。
構造では、特に、過去問を字面で覚えるのではなく、内容を理解することが大事であることが再認識された出題でした。

■施工
の特徴

近年の傾向どおり、施工はやや難しい問題でした。
図を使った№23(RC造の耐震改修工事)が特に難しい問題でした。
新規問題も多く、残りの過去問をしっかり理解・暗記できていたかが合否を分けます。つまり、新規問題に惑わされないだけの過去問の正確な理解が問われています。
25の工事請負契約約款では、設問の前文で、平成28年3月改正ではなく、平成23年5月改正からの出題と明記されました。ただし、平成28年3月改正に関係する内容からの出題はありませんでした。


一級建築士学科試験の総評は以上です。
さて、合格推定点ですが、計画と施工が難しかった点を考慮しても、全体の難易度としては例年を大きく超えるものではなく、現時点では90点以上と推定します。

ただ、科目ごとの基準点については、計画・施工で1点下がる余地がありますので、89点以上の方は設計製図試験の準備を開始すべきでしょう。

ということで、いよいよ次は設計製図試験です!
つかの間の休息をとった後、最終合格に向けて一緒に頑張りましょう!


(注)TAC(株)が独自の見解に基づき、サービスとして情報を提供するもので、試験機関による本試験の結果等(合格基準点・合否)について保証するものではございません。

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◎一級設計製図試験対策 無料「課題概要説明会」の詳細はこちらをご覧ください。

◎2017年一級学科試験対策 「奨学生試験」の詳細はこちらをご覧ください。



 

ほんだこんにちは、ホンダです。

受験生の皆様、大変お疲れさまでした。
平成28年の一級建築士学科試験の解答速報を実施します。

さて、お待たせいたしました。
全125問の推定正解番号をご覧ください。

計画

№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

環境・設備
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

法規
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21
  №22  №23  №24  №25 

№26
  №27  №28  №29  №30 

構造
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21
  №22  №23  №24  №25 

№26
  №27  №28  №29  №30 

施工
№01  №02  №03  №04  №05 

№06  №07  №08  №09  №10 

№11  №12  №13  №14  №15 

№16  №17  №18  №19  №20 

№21
  №22  №23  №24  №25 

 ※この推定正解番号は、TACが独自に公表しているもので、試験実施機関とは何ら関係ありません。また、複製・転載等は固く禁じます(推定正解番号は、変更等をする場合がありますことを予めご了承ください)。

本日は、本当にお疲れさまでした!! 

合格推定点と講評は、明日の13時ごろに公表いたします。
皆様の合格を心よりお祈りしています。

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◎ 設計製図試験の無料課題説明会はこちらをご覧ください。
◎ 学科奨学生試験はこちらをご覧ください。

 

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