TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

本試験情報

ほんだここんにちは、ホンダです。

令和3年の1級建築施工管理技士 一次検定試験の合格発表が7/16にありました。
受験者 22,277人
合格者 8,025人
合格率 36.0%
合格基準点 36点/60問(応用問題は3/6問)

前年の合格率の51.1%と比較して-15.1%と厳しい結果となりました。過去10年でも最も厳しい合格率であったことは、試験後にコメントしたとおり、躯体と仕上げで選択の余地が狭くなったことと、新たに出題された5肢2択が躯体と仕上げの知識を問うものであったことによると考えています。5肢2択は6割が合格基準と公表されていましたが、結果的に5割の3/6と緩和されたことをみてもわかるとおりです。

問題構成は例年通り過去問からの出題が多かったので、次年度に向けての対策は、より過去問に対する理解度を深めることに尽きるでしょう。

さて、いよいよ2次検定です。7月30日までが申込期限ですので、合格された方は次のページを参考に速やかに手続きを進めてください。

https://www.fcip-shiken.jp/result/ken1_ga/index.html

二次検定試験も、新たに5肢択一が出題されますが、一次検定を見る限り、内容的に目新しい出題は少ないと思います。本番当日までに過去問をじっくり解き尽くしていただくことが、何よりの対策となるでしょう。

皆様の好結果をお祈りしています。

井澤ですいざわ

昨日、一級建築士学科試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

なんと言っても今年の一番の特徴は、計画が今までにないほど難しかった点です。
計画が11点未満となり、足切りの心配をされている方も多いと思いますが、
計画の科目基準点は引き下げられる可能性が高いと思いますので、希望を持って良いと思います。

(1)TAC合格推定点
さっそくですが、TACの合格推定点は、次のとおりです。
全体の難易度は、やや難しかったと考えます。
――――――――――――――――――――
■科目基準点
 計画10点、環境・設備11点、法規16点、構造16点、施工13点
■総得点
 87点
――――――――――――――――――――
・計画の科目基準点は、9点になる可能性もあると思います。
・自己採点等による誤差を考慮し、86点以上の方は速やかに設計製図の受験対策を進めるべきと考えます。
・TAC設計製図本科生における学科合格発表後の特別返金制度については、こちらをご覧ください。

(2)講評
科目ごとの難易度は次のとおりです。
・計画:非常に難しい
・環境・設備:易しい
・法規:易しい
・構造:やや難しい
・施工:例年並み(=難しい)
全体:やや難しい

以下、学科試験の科目ごとの特徴です。

■ 学科Ⅰ:計画
今年の計画の出題を、やや強引に、①用語、②実例・建築史・著作、③計画理論の3つに分類すると次のようになります。
keikaku_85
①用語が5問、②実例・建築史・著作が7問、③計画理論が8問になります。
そして、用語と実例等は、結局のところ、それを知っているか否かです。
それが12問も出題され、新規問題が多数出題されたことによって、
今年の難易度が一気に難しくなっています。
逆に、集合住宅の片廊下型の特徴などの計画理論は、本当に出題が減っています。
なお、TAC生は、SDGs、エドワード・ホール、コンセッション方式などについて、教材や講義で扱っていたので、ぜひ得点して欲しかったところです。

■ 学科Ⅱ:環境・設備
環境・設備は易しい出題でした。
過去問を使った誤りの肢について、確信を持って「誤り」と答えられれば、新規問題や、過去問と表現を変えた問題に惑わされることなく得点できたはずです。
No.13の換気量の問題は、1人当たりの必要換気量が30㎥/人程度であることから判断できる問題でした。

■ 学科Ⅲ:法規
法規は易しい出題だったと言えます。
今年も法改正部分からの出題が目立ちました。
No.14の無窓居室をテーマとした問題、No.24の建築士法に基づく帳簿、図書の保存をテーマとした問題、No.28肢2の建築物省エネ法の請負型規格住宅などです。
容積率、高さ制限については、近年は易しい問題が続いています。
法規では、例年どおり、時間配分について十分な対策が必要です。

■ 学科Ⅳ:構造
構造力学では、例年の出題に一捻り加えた問題が目立ちました。
文章問題は、過去問の表現を変えて、難解な表現をできるだけ少なくし、平易な表現で出題されている印象を受けます。
それによって過去問の理解度が顕著に表れる結果となったと思われます。
過去問が十分に理解できている場合には易しく感じる一方、理解が不十分な場合には変わった表現に惑わされて、難しく感じたのではないかと思われます。

■ 学科Ⅴ:施工
暗記系科目である計画と施工では、新規問題が数多く出題されているのが近年の傾向です。
施工で特に今年数多く見られたのが、
3つの正しい肢が過去問、消去法で新規問題が誤りという問題です。
No.5、6、18、22、23などです。
このような問題は、過去問をいかに正確に理解していたかが顕著に表れます。
また、建設業法の改正で注目された、監理技術者補佐、特例監理技術者についてもNo.2でしっかり出題されました。
TAC生は、直前演習ゼミの問題が数多く出題されていましたので、その効果を実感できたのではないかと期待しています。

一級建築士学科試験の総評は以上です。

――――――――――――――――――――
もう1点、令和2年からの試験制度の変更により、
学科試験に合格した後、5回の設計製図試験のうち、いずれか3回を選択できるようになりました。
設計製図試験は2か月半の短期決戦です。
自分自身が合格を信じて、初回講義からしっかり集中して取り組まなければ合格することが難しいと言えます。
学科試験の合格発表まで設計製図試験に集中する自信が持てないという方は、次年度の受験を検討しても良いかもしれません。

さあ、合格見込みの方、次は設計製図試験です!
TACでは今週末(7/17・18・21)から設計製図1回が始まります!
課題発表前から学習できる構造、設備、法規の基礎知識と作図手順、作図実習を進めていきます。
必ず平行定規等を持参してください!
つかの間の休息をとった後、設計製図試験に向けて頑張りましょう!
――――――――――――――――――――

TAC学科受講生の方はマイページにあるデータリサーチにご協力ください
よろしくお願いいたします。マイページはこちら⇒

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一級建築士「設計製図本科生」説明会 <参加無料>
7/13(火)19:00~20:00 オンラインにて ★詳しくはこちら⇒
7/14(水)19:00~20:00 新宿校・名古屋校・梅田校 ★詳しくはこちら⇒
※終了後には講師に直接質問も可能ですお気軽にご参加ください。

一級建築士「設計製図本科生」無料体験入学<予約不要>
【講義時間】9:30~18:00※15分前くらいまでに受付窓口にお越しください。
7/17(土)仙台校・水道橋校・新宿校・池袋校・渋谷校同時放映クラス・横浜校・名古屋校・京都校・梅田校・なんば校
7/18(日)札幌校・新宿校・池袋校・八重洲校・立川校・町田校・横浜校・大宮校・津田沼校・名古屋校・梅田校・なんば校・神戸校・広島校・福岡校
7/21(水)渋谷校
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※定員となった場合また定員間近となった場合には体験入学を中止します。当ブログの定員情報をご確認ください。

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今年の課題の概要について、TAC八重洲校の佐藤博子講師×TAC池袋校 荒井講師の対談でお届けします!お気軽にご参加ください。
7/23(金)14:00~15:00予定。
※予約サイトを明日7/12(月)夕方ごろUP予定です。少しお待ちください

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次年度の学科試験合格を目指す方向けにオンラインにて開催します。
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本試験お疲れ様でした。
お待たせしました。解答速報(全問)をUPします

211q--
※20:45更新しました。
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_1kyu_sokuhou.html

講師講評と合格推定点は明日、13時に公開予定です。

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こんにちはtashiro

今年も一級建築士 学科試験当日に解答速報をUPします

kaitousokuhou21
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講師の岡部です。

令和3年 二級建築士学科試験の講評を公開いたします。

昨日、二級建築士学科試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

 

TAC合格推定点

TAC合格推定点  60点以上

TAC各科目基準点 計画13点以上、法規13点以上、構造13点以上、施工13点以上

 

午前の計画、法規及び午後の施工の難易度が比較的低かったこと、構造はおおむね標準的な難易度だったことから、総合推定点は60点以上と考えられます。

なお、この推定点はTACが独自に算出したものです。
実際の合格点と異なる場合がありますことをあらかじめご了承ください。
試験実施機関による正式な合格発表は824日(火)が予定されています。

 

それでは続いて総評です。

 

計画

難易度は低く易しい問題でした。全体のおよそ2割くらいの新規問題(枝)が出題されておりましたが、正答枝となっていない問題が多く、比較的受験生にとっては解きやすい問題であったと思います。また例年のように1級建築士試験で出題された問題も数問見受けられました。ただし、過去問の知識を理解し、記憶していれば消去法で解ける問題も多く、過去問の知識で基準点は確保できたことでしょう。

[№10]解答枝2.の「PM2.5(微小粒子状物質)」及び解答枝3.「SDGS(持続可能な開発目標)」の用語の内容を問うなど、2級では新規で目新しい問題が出題されました。このように最近、話題性のある内容のものも今後は出題されていくことでしょう。

[№15]解答枝の4.の「老人デイサービスセンター」に関する問題は、1級では平成23年、26年に出題されており、1級の問題が2級に下りてきている傾向を示しています。しかもこの枝4が正答枝(誤答枝)であり、難問でした。今後、介護施設等についての対策を取る必要があるでしょう。

[№17] 解答枝の3.の「アンダーパス」、解答枝4.の「登録有形文化財」、解答枝5.の「イメージハンプ」の用語は、いずれも2級では新規で目新しく、その中で「登録有形文化財」だけは平成29年に1級で出題されています。まちづくりに関する問題は、このように新規の用語の内容を問う問題が、今後も出題されていく傾向にあると言えるでしょう。

 

法規

難易度は低く易しい問題でした。建築基準法20問、関係法令5問は例年通りでした。法規で高得点を確保し、総合点の点数を伸ばしたいところです。

[№]解答枝4.については、「長屋」の階段の幅の寸法、「幅が10cm以上ある手すり」が付いた場合の階段の幅の算出方法を問う新規の問題でした。この手すりの幅が10cm以下か、それを超えるかで階段の幅の数値が変わってくるので、比較的難問であったと言えるでしょう。

[№12] 解答枝3.については、敷地と道路に関する条文だけでなく、現場事務所という仮設建築物に対する制限緩和措置の条文も併せて理解しないと解けない問題でした。このように設問が道路等に関する問題でも、その部分の条文だけでなく、関連する他の条文も引けるようにしておきましょう。

[№17] 2つの用途地域にまたがる建築物の高さの最高限度を問う問題は、平成26年、平成24年以来の出題です。平成24年出題の類似で、道路斜線制限の検討及び第一種中高層住居専用地域の北側斜線制限の検討を行って解答する問題でした。

 

構造

標準的な問題でした。1~5の力学の問題は、難易度が低く易しい問題で、比較的解きやすい問題であったのではないでしょうか。ただ、後半の文章問題では、目新しい問題もあったものの、過去問の知識と各構造の原理・原則を理解ができていれば基準点は得点できたことでしょう。

[No.]このような図心の座標を求める問題で、L型の断面を分割してX軸、Y軸まわりの断面一次モーメントや断面積を計算する方法は、よく出題されますので、解き方を覚えておきましょう。

[No.4]従来のような切断法等により部材の軸方向力の数値を求めるのではなく、軸方向力が生じない部材の本数を問う問題でした。トラスの切断法による計算を苦手とする受験生にとっては、解きやすい問題であったと思います。

[No.8]2階建て建築物の地震力の計算方法を、数字や記号で表記して解答させる新しい出題様式です。基本の知識があれば簡単に解ける問題です。

 

施工

難易度は低く易しい問題でした。新規の問題もいくつか見受けられましたが、過去問の正確な知識があれば惑わされずに得点できたでしょう。

[№]木造住宅の基礎の問題は、ホールダウン金物を表記した詳細な図を取り入れた新規の問題ですが、各部位の寸法は、基本が習得できていれば解ける問題でしょう。

[№171820]樋受け金物の取り付け間隔やモルタルの塗り厚 、ガラスの掛り代など、数字の正誤を問う問題が数問ありました。しかも正答枝であったので、数値を覚えていないと解答することが出来ず、やや難問であったと思われます。

[№22]正答枝の1.は、0.7㎜という数値に目が行きがちですが、アスファルトルーフィングを増し張りするという部分の「アスファルトルーフィング」の間違いを問う問題でした。用語をしっかり覚えておかないと解けない難問です。

 

 

二級建築士学科試験の総評は以上です。

 

 

合格見込みの方、次は設計製図試験です

 

TACでは課題説明会が7/7(水)から始まります!

 

二級製図の「課題説明会」については、

こちらをご確認ください。

 

つかの間の休息をとった後、いよいよ設計製図試験に向けて頑張りましょう!



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 渋谷校 7/7(水)19:00~
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新宿、八重洲、名古屋、広島〔NEW!〕7/17(土)9:30~18:00
池袋、渋谷、横浜、梅田、なんば〔NEW!〕7/18(日)9:30~18:00
新宿 7/21(水)9:30~18:00
※製図用具をご持参のうえ、9:15までに受付にお越しください。

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