TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

本試験情報(各講座カテゴリへ移動)

本日、2021年一級建築士学科本試験の合格発表がありました。

【実受験者数】31,696人(昨年30,409
【合格者数】  4,832人 (昨年6,295
【合格率】    15.2 (昨年20.7

合格基準点は、各科目については計画が10点でその他4科目は過半、総得点87点でした。
総得点87点は昨年88点に続く90点を下回る低い点数となりました。
合格率は、昨年と比べて5
%もダウンする低い合格率となりました。
また実受験者数は昨年に続いて30,000人を超えています。これは受験資格緩和によるものと思われます。
合格者数は昨年と比べて1,500人近く減少しています。

合格推定点ならびに正答番号はTACが本試験当日に出した通りでした。こちら→

さて、合格した皆様本当におめでとうございます
製図試験まで残り1か月少し、このまま合格を目指して頑張ってください
また、残念な結果となってしまった皆さま、この悔しい気持ちを忘れずに気持ちを新たにして次年度に向けて頑張りましょう


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皆さん、こんにちは!

TAC二級建築士講師の岡部です。

本日、2021年二級建築士学科本試験の合格発表がありました。

合格された皆さま、本当におめでとうございます。学習の努力が実りましたね。

 

  ●学科試験

【実受験者数】19,596人(18,258人)

【合格者数】      8,220人 (7,565人)

【合格率】           42.0% (41.4%)

  ※( )内は昨年の数字です。

 

昨年と比較し受験者数は1,000名を超える増加、合格者数も600人以上増加しました。

今年度の合格基準点は、総得点は60点、合格率41.4%と例年と同等の結果でした。例年と少し違うのが、学科Ⅰの計画の基準点が例年より1点UP14点となったことです。これは計画の問題が相対的に簡単だったこと示しております。合格基準点が変わるのは、6年ぶりとなります。

 

計画の問題については、前回7月5日のブログでも「難易度は低く易しい問題」とご紹介しました。新規問題が全体の2割程度あったのですが、それが正答肢となっておらず、過去問の知識で解ける問題が多かったことが、問題を易しくした一因だったと考えます。

 

2級建築士の学科試験は、過去問を徹底的に解くことが、合格への近道とお伝えしてきましたが、まさにその通りの出題内容だったと言えます。

 

合格された皆様、次は設計製図ですね。ひき続き2級建築士の資格取得を目指して頑張っていきましょう。

また、残念な結果に終わった皆さま、この悔しい気持ちを忘れずに気持ちを新たにして次年度に向けて頑張りましょう



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ほんだここんにちは、ホンダです。

令和3年の1級建築施工管理技士 一次検定試験の合格発表が7/16にありました。
受験者 22,277人
合格者 8,025人
合格率 36.0%
合格基準点 36点/60問(応用問題は3/6問)

前年の合格率の51.1%と比較して-15.1%と厳しい結果となりました。過去10年でも最も厳しい合格率であったことは、試験後にコメントしたとおり、躯体と仕上げで選択の余地が狭くなったことと、新たに出題された5肢2択が躯体と仕上げの知識を問うものであったことによると考えています。5肢2択は6割が合格基準と公表されていましたが、結果的に5割の3/6と緩和されたことをみてもわかるとおりです。

問題構成は例年通り過去問からの出題が多かったので、次年度に向けての対策は、より過去問に対する理解度を深めることに尽きるでしょう。

さて、いよいよ2次検定です。7月30日までが申込期限ですので、合格された方は次のページを参考に速やかに手続きを進めてください。

https://www.fcip-shiken.jp/result/ken1_ga/index.html

二次検定試験も、新たに5肢択一が出題されますが、一次検定を見る限り、内容的に目新しい出題は少ないと思います。本番当日までに過去問をじっくり解き尽くしていただくことが、何よりの対策となるでしょう。

皆様の好結果をお祈りしています。

井澤ですいざわ

昨日、一級建築士学科試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

なんと言っても今年の一番の特徴は、計画が今までにないほど難しかった点です。
計画が11点未満となり、足切りの心配をされている方も多いと思いますが、
計画の科目基準点は引き下げられる可能性が高いと思いますので、希望を持って良いと思います。

(1)TAC合格推定点
さっそくですが、TACの合格推定点は、次のとおりです。
全体の難易度は、やや難しかったと考えます。
――――――――――――――――――――
■科目基準点
 計画10点、環境・設備11点、法規16点、構造16点、施工13点
■総得点
 87点
――――――――――――――――――――
・計画の科目基準点は、9点になる可能性もあると思います。
・自己採点等による誤差を考慮し、86点以上の方は速やかに設計製図の受験対策を進めるべきと考えます。
・TAC設計製図本科生における学科合格発表後の特別返金制度については、こちらをご覧ください。

(2)講評
科目ごとの難易度は次のとおりです。
・計画:非常に難しい
・環境・設備:易しい
・法規:易しい
・構造:やや難しい
・施工:例年並み(=難しい)
全体:やや難しい

以下、学科試験の科目ごとの特徴です。

■ 学科Ⅰ:計画
今年の計画の出題を、やや強引に、①用語、②実例・建築史・著作、③計画理論の3つに分類すると次のようになります。
keikaku_85
①用語が5問、②実例・建築史・著作が7問、③計画理論が8問になります。
そして、用語と実例等は、結局のところ、それを知っているか否かです。
それが12問も出題され、新規問題が多数出題されたことによって、
今年の難易度が一気に難しくなっています。
逆に、集合住宅の片廊下型の特徴などの計画理論は、本当に出題が減っています。
なお、TAC生は、SDGs、エドワード・ホール、コンセッション方式などについて、教材や講義で扱っていたので、ぜひ得点して欲しかったところです。

■ 学科Ⅱ:環境・設備
環境・設備は易しい出題でした。
過去問を使った誤りの肢について、確信を持って「誤り」と答えられれば、新規問題や、過去問と表現を変えた問題に惑わされることなく得点できたはずです。
No.13の換気量の問題は、1人当たりの必要換気量が30㎥/人程度であることから判断できる問題でした。

■ 学科Ⅲ:法規
法規は易しい出題だったと言えます。
今年も法改正部分からの出題が目立ちました。
No.14の無窓居室をテーマとした問題、No.24の建築士法に基づく帳簿、図書の保存をテーマとした問題、No.28肢2の建築物省エネ法の請負型規格住宅などです。
容積率、高さ制限については、近年は易しい問題が続いています。
法規では、例年どおり、時間配分について十分な対策が必要です。

■ 学科Ⅳ:構造
構造力学では、例年の出題に一捻り加えた問題が目立ちました。
文章問題は、過去問の表現を変えて、難解な表現をできるだけ少なくし、平易な表現で出題されている印象を受けます。
それによって過去問の理解度が顕著に表れる結果となったと思われます。
過去問が十分に理解できている場合には易しく感じる一方、理解が不十分な場合には変わった表現に惑わされて、難しく感じたのではないかと思われます。

■ 学科Ⅴ:施工
暗記系科目である計画と施工では、新規問題が数多く出題されているのが近年の傾向です。
施工で特に今年数多く見られたのが、
3つの正しい肢が過去問、消去法で新規問題が誤りという問題です。
No.5、6、18、22、23などです。
このような問題は、過去問をいかに正確に理解していたかが顕著に表れます。
また、建設業法の改正で注目された、監理技術者補佐、特例監理技術者についてもNo.2でしっかり出題されました。
TAC生は、直前演習ゼミの問題が数多く出題されていましたので、その効果を実感できたのではないかと期待しています。

一級建築士学科試験の総評は以上です。

――――――――――――――――――――
もう1点、令和2年からの試験制度の変更により、
学科試験に合格した後、5回の設計製図試験のうち、いずれか3回を選択できるようになりました。
設計製図試験は2か月半の短期決戦です。
自分自身が合格を信じて、初回講義からしっかり集中して取り組まなければ合格することが難しいと言えます。
学科試験の合格発表まで設計製図試験に集中する自信が持てないという方は、次年度の受験を検討しても良いかもしれません。

さあ、合格見込みの方、次は設計製図試験です!
TACでは今週末(7/17・18・21)から設計製図1回が始まります!
課題発表前から学習できる構造、設備、法規の基礎知識と作図手順、作図実習を進めていきます。
必ず平行定規等を持参してください!
つかの間の休息をとった後、設計製図試験に向けて頑張りましょう!
――――――――――――――――――――

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本試験お疲れ様でした。
お待たせしました。解答速報(全問)をUPします

211q--
※20:45更新しました。
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_1kyu_sokuhou.html

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