TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

ホンダ

ほんだこんにちは、ホンダです。

今回から、TAC建築士講座の講師の皆さんの紹介をします。
第一回は「神部 覚」講師かんべです。


神部講師は、一級建築士としてゼネコン設計部で実務を積んだのち、建築士教育界に入りました。
すでに、建築士教育に20年以上携わっています。しかも、その経歴がハンパじゃないんです。
彼は、建築士教育で最も老舗の大手スクールで、10年以上教育の総責任者として活躍してきた方です。

現在様々なスクールで用いられている建築士講座のノウハウは、その時代に彼のスクールで構築されてきたものが基本になっています。
学科であれ設計製図であれ、全てにおいて建築士試験を知り尽くしています。

実は、本年のTACの設計製図コースは、彼のコンセプトに基づいて、彼自身がほとんどの課題を作成して行いました。
その結果、一級も二級も、ぞっとするほど本試験の傾向と一致していたんです。

その証拠として、現在TACのホームページでは、本年TACが使用した全ての課題が公開されています。
また、彼の講義の一部が、動画としてアップロードされています。

別にTACの講師だから言うのではなく、
間違いなく現在の建築士教育に関しては、TOPランクの講師であると思います。

平成26年度は、学科講座で一級の法規と構造を講義します。
また、設計製図においても25年度と同様の活躍をするでしょう。

既に齢50を超えますが、若いころはイケメンでならしていました。
YouTubeにも講義動画をアップしていますので、是非ご覧ください!

ほんだこんにちは、ホンダです。

以前、とある英会話学校が入会金や受講料を受け取りながら経営破綻し、社会問題になったことがありました。
その事件以来、しばらく「英会話学校」と言うだけでなんだか胡散臭い雰囲気があり、他のまじめに運営しているスクールも受講生が一時減少したという話を聞いたことがあります。

一般に、ある産業が伸びていく時は業界全体が伸びていくし、衰退するときは業界全体が衰退します。
だからこそ様々な業界では業界団体を設けて、業界の統一基準というルールの中で競争することによって、社会的信頼を確保しているんですよね。

そこから見ると、資格試験の受験業界、とりわけ建築士試験の受験業界はまだまだ発展途上です。
本来、資格試験の受験業界は、教材などの教育コンテンツや講師力などで競い合っていくことが健全な姿だと思います。そのうえで、合格者を一人でも多く輩出することに存在意義があるわけです。

しかし、建築士の受験業界では、驚異的な合格率の数値を堂々とホームページで公表し、この数値は模擬試験で正答率が7割以上の受講生の合格率、というような信じがたい注釈をしているスクールがあったりします。模擬試験はスクールが作っているのですから、正答率はお手盛りでどうにでもなることは理解できると思います。

もっとも、そのスクールに行って正答率7割以上を取れば、かなりの確率で合格できるんだ、という目安になることはあるでしょう。ただ、そこのスクールの模擬試験で7割を取ることが本試験で合格するより厳しいとすれば、それはいかがなものかと思います。

受講生の皆さんは賢明ですから、そんな数値だけでスクール選びをしているわけではないのでしょう。ただ、受験生以外の一般社会人から見れば、「なんか胡散臭いね」と言われてもやむを得ない気がします。
そして、「同じ穴の・・・」と思われるのは、とっても残念に思うのです。




ほんだこんにちは、ホンダです。

平成25年度の二級建築士の設計製図試験の合格発表がありました。
合格率は、ほぼ例年並みの53%でしたが、学科試験の合格率が低かったため、結局、学科試験を含めた総合合格率は19.5%と2割を切る結果となりました。これは最近5年間で最も低いものです。
詳細なデータは、建築技術教育普及センターのデータのページをご覧ください。

また、設計製図試験の問題と標準解答例も公開されています。
この標準解答例は、合格水準の標準的な解答例としていますので、模範答案という趣旨ではありません。
内容は、こちらをご覧ください。

少し気になるのは、最終合格者の数が5,000名を切ったことです。
現在、建設業界では復興関連事業のほか、老朽化が著しいインフラの再構築にかかる事業(いわゆる国土強靭化関連)、さらにはオリンピック関連等で技術者不足が叫ばれています。

学科の受験者数は昨年度と大きく変わらないにもかかわらず、合格者数で1,000名以上減少したのは、時代のニーズにそぐわないなぁと思わずにいられません。

ただし、技術者の質の維持という観点からすれば、試験の合格者をいたずらに増加させるわけにはいかないでしょうから、やむを得ない面もあるのでしょう。

いずれにしても、次年度以降の受験生にとっては、20%を切る難関試験である、という認識を持って早め早めに学習を進めていかれることをお勧めします。
次年度の合格を目指して、明日からスタートです。

ほんだこんにちは、ホンダです。

12月23日に安藤忠雄先生の講演会が終わった後、同じ渋谷校で法律関係資格の合同特別セミナーが開催されます。それぞれのタイムスケジュールは次の通りです。

15時30分から 社会保険労務士、宅地建物取引主任者、弁理士
16時45分から 不動産鑑定士、行政書士
18時から     司法書士、通関士

建築士の受験生にとっては無関係と思われるかもしれません。
でも、ジャンルこそ違いますが、同じ国家資格です。
こうした資格試験を目指そうとしている人たちの思いや熱意を垣間見ることができるのは、建築士の合格を目指す上でモチベーションの維持・向上に必ず役に立ちます。

また、実務に入れば、少なからずこうした資格者と触れ合う機会が生じます。
こうした他の資格者をリスペクトすることが、人間関係を高める上で大切です。
そういう点からも、他の国家資格のことを知っておくことをお勧めします。

たとえば、司法書士試験の合格率は、毎年2.7%程度です。
つまり、受験生の97.3%が不合格になるという、最難関ともいえる試験になっています。
でも、こうした試験でも、いわゆる天才だけが合格しているわけではありません。
TACの司法書士担当の講師に言わせれば、やるべきことを率直にやれる人が合格しているに過ぎないということです。

それぞれの資格試験ごとに、プロの講師の生の声を聞くことができます。
もちろん参加無料ですし、参加したからといって受講を勧誘されるようなことはありません。
自分自身の幅を広げるチャンスですから、是非参加されることをお勧めします。

ほんだこんにちは、ホンダです。

法令集の表紙サンプルができました。
書籍の名称は「建築基準関係法令集」です。

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書店で目につきましたら、是非ご覧になってください。

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