TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

ホンダ

ほんだこんにちは、ホンダです。

いよいよ平成29年の合格をに向けて、基礎講義が動き出しました。
TACでは、力学の基礎講義のあと、法規の基礎講義が開講します。

このタイミングで、個別受講相談のお申込みを多数いただいています。
TACでは、平日の18時から30分刻みでお申込みを受け付けていますので、
学習上の相談から講座の相談まで、何でもご相談に応じます。
場所は、TAC渋谷校、TAC新宿校、TAC八重洲校、TAC池袋校、TAC横浜校のいずれかから
ご選択ください。

お申込みは、メールで「kentiku1@tac-school.co.jp」まで。

TAC梅田校やTAC名古屋校等をご希望の方は、直接各校まで
電話でお問い合わせいただくと良いと思います。

不安な点がありましたら、遠慮なくお申し付けください。

 

こんにちは、たしろタシロです。

先週末のセミナーは多数のご参加、ありがとうございました!!

いよいよ今週末、無料セミナー「必合格! 法令集の活用テクニック」開催します。

法令集の使い方次第で法規の得点は大きく変わります。
インデックス・線引きも含め、法令集の活用法を講師が解説します。
来年受験される方は、是非ご参加ください。 

【セミナー概要】
 ●日時●
 10/30(日)
 10:30~11:30 梅田校
 11:00~12:00 新宿校
 14:30~15:30 名古屋校
 
 ●持ち物●筆記用具

 予約不要・参加無料です。
 
 安心してください。強引な勧誘はありませんww。
 
 お気軽にご参加くださいね。
 

ほんだこんにちは、ホンダです。

毎年のように出題法令の改正がありますが、今年も無視できない法改正がいくつか生じています。
また、昨年大幅に改正された法27条関連の改正点も、本格的に出題されるのは2017年からと予想されますので、しっかりと対処が必要です。

こうした改正点をふまえて法令集をいかに活用すべきか、無料セミナーを下記のように実施します。

10月30日(日) 
 AM10時30分~11時30分 TAC梅田校
 PM14時30分~15時30分 
TAC名古屋校
 AM11時00分~12時00分 
TAC新宿校

また、井澤講師のセミナーも開催しますので、詳細はこちらを。

全て参加無料、予約不要です。

当日は講座内容等のご質問もお受けいたしますので、是非ともご参加ください!!


 

ほんだこんにちは、ホンダです。

一級設計製図試験も終わり、12月の発表を待つばかりとなりました。
今年頑張った皆様、本当にお疲れさまでした。

さて、TACでは、建築士を取得して実務で活躍をお考えの方から、これから建築士を目指す方など、多彩な無料セミナーをTAC各校で開講いたします。

〇資格試験合格者向けセミナー
タイトル 「企業勤務?独立?建築士に合格したらどっちが良い?」
概 要 一級建築士と司法書士を合格し、双方の実務経験を有する女性講師が、自己の体験談を踏まえて資格の活用法をレクチャーします。建築士以外の資格試験の合格者も、必ず参考になる内容です!
講 師 佐藤博子
日 時 2016年11月3日(木・祝) AM11時から12時まで
場  所  TAC渋谷校
 当日は、渋谷校で多くのセミナーを実施しています
 いずれも予約不要・参加無料です。詳しくはコチラまで↓
 http://www.tac-school.co.jp/campaign/houritsu.html?utm_medium=email&utm_source=mailmag&utm_campaign=houritsu16 

〇2017年建築士合格を目指す方向けのセミナー
タイトル 「特定避難時間倒壊等防止建築物をマスターする!」
概 要 2016年の本試験から出題された建築基準法27条関連の改正点ですが、本格的に出題されるのはいよいよ2017年から。特に難解な「特定避難時間倒壊等防止建築物」の概念や関連規定等をマスターすることができます。
講 師 井澤真悟
日 時 11月20日(日) AM11時から12時30分
場 所 TAC渋谷校
 予約不要・参加無料です! 

その他にも多くのセミナーを実施しますので、是非ご参加ください。 

TAC講師の神部です。 かんべ
昨日の第一報から、更に分析をして更新しました。

※10/11 17時更新
※10/13 17時30更新
(「5.平面計画」の「⑤」に事務室②について追記しました。)

設計課題「子ども・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)」

 今年の課題は、「子ども・子育て支援センター」という一つの建築物であって、「保育所」と「児童館・子育て支援施設」の二つの機能を有する複合施設です。近隣の子どもや子育て親子が利用する施設として、利便性やセキュリティーに配慮しつつ、内部で明確に機能分離されることが主要なテーマです。

 今年の課題条件は、約2,300㎡規模で、ゾーニング・動線計画、平面計画、立体構成に関して、非常にオーソドックスな出題で、本講習で想定していた基本的な計画が、試験でもそのまま出題されたと考えられます。ただし、保育所プレイルームや屋上広場などの一部の要求室などが大きく、整然と諸室を配置する上で、若干、配置上の工夫は必要となりました。

【TACオリジナルプラン】
2016-1_1Qプラン


〔課題の概要〕
1.アプローチ計画について
●共用エントランスホールへのアプローチは、北側道路であり、エントランス近くに車イス使用者用駐車スペース及び駐輪スペースを配置しなければなりません。サービスアプローチは、東側道路からとし、サービス用駐車スペースを併せて設けるのが妥当です。
 

2.屋外スペースの計画
●保育所の屋外遊戯場は、想定通り、地上に200㎡以上の出題でした。南側公園に面して間口広く計画し、保育室との一体利用に配慮した配置としなければなりません。
●屋上広場は、約200㎡という大きな面積が指定されましたので、プレイルーム(210㎡以上)とともに、配置計画に少し工夫が必要となります。「児童館・子育て支援施設の利用者が使用する」との条件でしたので、EVホールから共用の廊下を通じて連絡することになります。


3.課題の特色に係る要点の整理
①共用のエントランスと各部門の受付の配置及び履き替えスペースの計画について
●エントランスホールは、「保育所、児童館等の利用者の共用」で、そこから、保育所の玄関、児童館・子育て支援施設部門の受付への連絡が求められます。
●いずれも受付は、利用者の出入りの管理ができるように、出入口等に近接して見通しの良い位置に設けなければなりません。
●両部門とも、上下足の履き替えスペースが必要となりますので、児童館・子育て支援施設部門についても、受付・履き替えスペース⇒上階へつながる階段・EVホールという動線計画となり、結局は玄関機能が求められることになります。


②セキュリティについて
●玄関で利用者の出入りの管理はもちろん、屋外遊戯場から公園への出入口及び屋外階段や敷地内通路については、オートロックなどの扉を計画して、外部から、自由に出入りできないようにしておく必要があります。

4.ゾーニング・動線計画について
〔階の構成について
 基本的な機能構成は下記のとおりとなります。なお、問題で、「子育て支援施設」のくくりで出題されましたが、あくまでも児童館・子育て支援施設部門の一部ということで、「育児交流室」、「育児相談室」、「幼児用便所」が、グルーピング、すなわちそれぞれが近い位置でまとまっていればよいと思います。
 1階:保育所部門
 2階:児童館・子育て支援施設部門のうち、
    子育て支援施設:育児交流室、育児相談室、幼児用便所
児童館:プレイルーム(運動機能)、集会室(育児講習等の交流機能)
 3階:児童館:児童クラブ室(学童保育)、図書室・工作室(実習機能)


●1階について
 1階のゾーニング・動線計画については、1階のエントランスホールから、保育所玄関へのアクセス、児童館・子育て支援施設部門の受付・EV・階段ホール(以後、便宜上「受付ホール」と呼びます)にアクセスさせる計画となります。特に、本課題では、利用時間について指定がありませんでしたので、児童館・子育て支援施設部門については、シャッターや扉などの区画は、必ずしも必要ないものと考えます。
 また、保育所部門は、屋外遊戯場との関係から、なるべく1階にまとめるのが妥当でありますが、一部を2階に計画せざるを得なかった受講生もいるのではないでしょうか。


●2階及び屋上広場について
 近隣親子が集う子育て支援施設の「親子の交流室」、「育児相談室」、セミナーやサークル活動を行う「集会室」を一つのフロアにまとめることで、利用者にとってわかりやすい動線計画となり、職員の作業動線も短く、簡潔にすることができます。
 また、天井の高い大空間であるプレイルームは、3階に配置することも可能ですが、3階建建物における立体構成上は、2階及び3階の2層で空間を効率良く計画するべきと考えます。
 屋上広場は、1階の屋上に設ける指定ですので、2階から利用できるように計画します。「児童館・子育て支援施設部門の利用者が利用する」との条件ですから、EVホールから共用の廊下で、アクセスできるように計画しなければなりません


●3階について
 3階には、児童館の基本機能である、「図書室」や「工作室」、「学童クラブ室」などの情操教育・実習機能をまとめたゾーニングとしておくとよいでしょう。

5.平面計画について
 本年は、例年になく面積指定の多い課題でしたが、非常に指定面積が細かく、半端な数値が多いのが特徴です。又「◯㎡以上」と「約◯㎡」が混在していることから、規模想定に苦労する課題でした。
 いくつか、特筆すべきところをあげておきます

①乳児室及びほふく室は、予想以上に定員が15名と多い
 それに伴って面積指定も大きくなり、保育士の数も増えました。したがって、保育士室も少し大きめの約30㎡が目安になります。


②遊戯室が「125㎡以上」の条件(「程度」ではなく「以上」)
 計画において、障害になった条件だと思います。標準スパ7m×18mの細長い計画となってしまいますが、ステージを少し大きめにとるなどして、バランスを確保しておけば問題ありません。

③プレイルームが「210㎡以上」、「辺長比1.5以下」、屋上広場「200㎡程度」の条件
 標準グリッドで計画すると、プレイルームは、「210㎡以上」ですから、短辺2スパン、長辺が2.5スパン程度の計画となり、グリッド内に収まらないことになります。また、屋上広場も7mグリッドでも4グリッド必要になることから、プレイルームと屋上広場の配置については、ほとんどの受験者が苦労した条件だったと思われます。前後10%程度の調整ができる屋上広場をグリッド単位で整形に計画し、残った部分でプレイルーム210㎡以上確保すると割り切ることができれば、まとめやすかったのではないかと思います。

④その他の適宜指定要求室の面積目安
 本講習中に示した算定基準の下限値を基に示します。なお、事務室②については、8人を事務職、指導員等を4人ずつに仮定して計算します。
H28-講評-表1

⑤要求室の計画について
●保育所の計画では、日照を確保することが第一で、やはり保育室の間口寸法を適正に確保することと屋外遊戯場との連絡があげられます。2階に一部を計画した方は、1階に連絡通路を設けましたか。育児交流室も同様に、南公園側配置が絶対条件です。
●エントランスホールの親子ラウンジの計画について
ラウンジとする場合は、できれば、景観の良い側、又は明るく開放的な居心地の良い空間とします。少なくとも、外壁に間口広く開口部を設ける計画とすべきです。北側のエントランスホールに設ける場合は、上部にトップライトを持つ3層の吹き抜けを設けるか、又はライトコートなどに面した計画にするのが理想です。この場合、吹抜けは、上層階に開かない計画としても問題ありません
●事務室②の配置計画について
事務室②は、受付及び通用口からの動線に配慮されていれば、1階、2階のいずれの配置でも構わない条件であったと考えられます。受付が独立して出題され、事務員、児童指導員及び育児相談員を含む執務室としての出題でした。受付で入退館の管理ができ、動線上できるだけ近い位置で事務室が設けられていれば、必ずしも1階でなくてもよい条件です。施設の管理を考えれば、1階の通用口から近い1階に配置した方が望ましいですし、別の見方をして、主に2階及び3階で活動する児童指導員や児童相談員に配慮すれば、2階に配置した方が望ましいといえます。

6.パッシブデザインについて
●自然エネルギー利用をパッシブデザインと定義していますので、太陽光だけでなく、太陽熱利用を含めているものと考えられます。
●卓越風が夏期が南、中間期が北とうたわれました。すなわち、南北の風の通り道を計画することが求められます。自然採光・換気・通風を確保する観点から、ライトコート(中庭)等の計画が記述対策上も有効と考えられます。
●計画の要点で、太陽熱、地中熱、井水の内、2つについて省エネ効果が問われました。最も意外な出題内容であったと思います。太陽熱については、屋上に太陽光発電パネルや、集熱パネルを設けることで、節電や節湯につながりますし、井水利用については、地下ピットに貯水し、消火用水、雑用水、さらに便所の洗浄水に利用すれば節水になります。いずれも環境負荷低減につながります。クールチューブやヒートチューブなどによる空調システムは、地熱を利用して、空調を行うことになりますので、設備スペースが必要になりますので、試験としては最も取り入れずらい項目であったと思います


7.構造計画について
地盤条件については、支持地盤が-1.2mとあり、要点記述で、直接基礎の採用が指定されました。一般的には、地下水位が-2m以深とあり、2mまで地下水が上がってくる可能性がありますので、地下水をそこで留める深さ2m~2.5m程度のべた基礎とした計画が順当なところです。また、べた基礎とすることで、設備配管のメンテナンス等に利用することもできますが、地中梁に人通口(60㎝以上)を設ける関係からも2m~2.5m程度(1.8m以上)は必要です。 


8.その他
二つの直通階段に至る歩行距離、及び重複距離の図示が求められました。直通階段の一つに至る歩行距離は、50m(最長60m)、重複距離は25m(最長30m)です。特に大空間居室については、最も厳しい計画となる可能性が高いので、屋上広場とセットで計画し屋外階段を設けることで、令121条3項のただし書きにより、重複距離についてはクリアすることができますし、より子供の避難安全に配慮した計画としてアピールすることもできます。 


以上、平成28年 一級設計製図試験の講評です。

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