井澤です。
いよいよ今週末に一級建築士特別公開講義「設計製図プレ講義」が行われます。
http://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_gd_gd.html#seizu
特別公開講義ということで、参加無料・予約不要で、受験生ならどなたでも参加できます。
そして、なんと基本課題1とテキストも無料で配付しています。
私は8/11(水)渋谷校9:30~17:30で講義を行います。
今年の課題の説明のほか、作図の指導も行いますので、製図用具をお持ちください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
イザワ
ガス冷房
先日、地下鉄のホームで久しぶりに「R25(アールニジュウゴ)」を手に取りました。フリーマガジンなのに良くできているな、といつも感心してしまいます。「18禁」ならぬ「25禁」の意味だそうです。
さて、手に取った理由は、裏表紙の「街に続々!ガス冷房!」という東京ガスさんの広告が目に入ったからです。
ガス冷房って不思議ですよね。ガスで冷房ができるなんて。
そう、一級建築士学科試験でも良く出題されている吸収式冷凍機やGHP(ガスエンジンヒートポンプ)のことです。
「ガスエンジンヒートポンプは、エンジンの排熱の利用によって暖房運転時の効率の向上が図られている。」という正しい設問枝が平成17年計画No.19で出題されています。
冬は排熱利用による効率向上、夏は電気にたよらず節電というわけです。
東京ガスさんの広告でも節電が前面にアピールされています。
一級製図「大学のセミナーハウス」でも使えますよ。
よく使われる「空冷ヒートポンプマルチ型エアコン」の一つです。
図面上は、電気式でもガスエンジンでも変わりません。
余談ですが、ゼネコンに勤めていた方から「最近の若者は電力会社のビルの設計でコージェネレーション(熱併給発電)を提案しようとする」なんて笑い話(愚痴?)を聞いたことがあります。
どこがおかしいか分かりますか?
電力会社VSガス会社の構図は分かりますね?
コージェネは主にガスで発電してその排熱を利用するのですから、ガス会社の十八番ですよ!
一級建築士設計製図の課題「大学のセミナーハウス」について
講師の井澤です。
今年の課題について基本的なところを確認しておきましょう。
セミナーハウスって何? セミナーハウスとは、宿泊機能と研修機能をもつ施設をいい、日本建築学会編の建築学用語辞典では次のように定義されています。 「学生と教師が集中的に講義をしたり、討論をしたりするためにつくられた校外研修施設。宿泊施設を伴うものもある。」 設計製図の課題としては、宿泊施設は必ず伴うでしょう。 企業のセミナーハウスと大学のセミナーハウスの違いは何? 企業の場合と比較することで大学のセミナーハウスへの理解が深まると思います。 ①立地 企業のセミナーハウスは市街地、大学のセミナーハウスは豊かな自然環境の立地という傾向があるでしょう。大学の場合は、ただ集まるだけであれば大学キャンパスを使えばよいですからね。 ②宿泊室 企業のセミナーハウスは2人室が多いですが、大学のセミナーハウスの場合は、4人室以上の多人数の宿泊室を設ける例も多く見られます。トイレ、浴室は階で共用という場合もあるでしょう。 ③研修室 大学のセミナーハウスの場合は、研究室単位での比較的小規模な研修室を多数設ける例が多く見られます。一方、企業のセミナーハウスの場合は、比較的大規模な研修室が多いです。 とりあえず、はじめはこれぐらいの知識を持っておきましょう。 学科試験を受験される方にとっては、まずは日曜日が勝負ですからね
力まずに落ち着いて頑張ってください
すぐ役に立つ受験テクニック
はじめまして。講師の井澤です。ナイスな似顔絵です
渋谷校とWebを拠点に、新宿、八重洲でも講義をしています。
さっそくですが、学科試験が近づいてきましたので、
聞いてすぐ役に立つ受験テクニックを一つ。
設問で
「・・・なことがある。」
「・・・な場合がある。」という記述は、
正しい記述です
なぜなら、例えば「大きくなることがある。」とは
「小さくなることもある。」と言っているのですから、
誤った記述にはなり得ませんね