TAC建築士講師室ブログ

TAC建築士講座の講師・スタッフのブログです。

井澤式比較暗記法

井澤ですいざわ

■問題
湿気伝導率の単位は[㎏/(m・s・Pa)]である。(一級環境・設備:平成21No.1
 

――――――――ポイント―――――――――
・湿気伝導率の単位[㎏/(・s・Pa)
・透湿抵抗(湿気伝導抵抗)の単位[・s・Pa/㎏]

大事なのは「m」か「㎡」かです。これは熱とまったく同じです。

・熱伝導率の単位[W/(・K)
・熱伝導抵抗の単位[・K/W]
―――――――――――――――――――――
■解答

井澤ですいざわ

■問題
物体の表面から射出される放射量は、物体の表面の絶対温度の2乗に比例し、伝搬距離の2乗に反比例して減衰する。
(一級環境・設備:平成20No.1改)

――――――――ポイント―――――――――
放射量は
・絶対温度の4乗に比例する。
・伝搬距離の2乗に反比例して減衰する。
―――――――――――――――――――――
■解答


「伝搬距離の2乗に反比例して減衰する」ということは、距離が2倍になると1
/4になるということです。これは、熱だけでなく、光も音も同じです。
ある面を通過したエネルギーは、2倍の距離にある面では、縦2倍、横2倍で、面積4倍に拡散され、単位面積当たりでは4分の1に減衰します。これを距離の逆2乗則といいます。
したがって、次の2つの記述もどちらも正しいです。
・点光源による直接照度は、光源からの距離の2乗に反比例する。
(正:平成
18年№21
・点音源から放射されている音の強さは、伝搬距離の2乗に反比例して減衰する。
(正:平成
10年№6

井澤ですいざわ

■問題
温度差による換気において、外気温度が室内温度よりも高いとき、中性帯よりも上側の開口から外気が侵入する。
(一級環境設備:平成21No.3

――――――――――ポイント―――――――――――
冬期暖房時→室内温度が高い→上から流出、下から外気が流入
夏期冷房時→室内温度が低い→下から流出、上から外気が流入
―――――――――――――――――――――――――
空気は温度が高いと、密度が小さく、軽くなるためです。
夏期冷房時は、冷蔵庫を開けたときの冷気が下から流出するのをイメージすればわかりますね。

■解答

井澤ですいざわ

■問題

風圧力によって換気される場合、その換気量は、外部風向と開口条件が一定ならば、外部風速の平方根に比例する。

(一級環境設備:平成21No.3

―――――――――――――――――――――
自然換気量の公式はどんな受験テキストにも載っています。
次式のように簡略化すると少しは覚えやすくなりますが、それでもなかなか覚えられないですよね。
・自然換気量の基本式 Q∝αA√(⊿P)
・風力換気量 Q∝αAV√(⊿C)
・温度差換気量 Q∝αA√(⊿h⊿t)

次のポイントだけ覚えておけば試験対策としてはバッチリです!

①差に関する次のものは、その平方根に比例します。
・開口部前後の圧力差(⊿P)
・風圧係数の差(⊿C)
・上下開口部の高さの差(⊿h)
・室内外の温度差(⊿t)
②それ以外の次のものは、そのものに比例します。
・流量係数α
・開口部面積A
・風速V
――――――――――――――――――――
■解答
誤。外部風速そのものに比例します。

井澤ですいざわ

■問題
JIS及びJASにより定められているホルムアルデヒド放散量による等級区分の表示記号は、「F☆☆☆☆」より「F☆」のほうが放散量は小さく、「F☆」は使用規制の必要がないものである。
(一級施工:平成24No.19

―――――――――――――――――――――
■解答


設問は「F☆☆☆☆」と「F☆」が逆です。
「F☆☆☆☆(エフ・フォースターと呼びます)」のほうが放散量が小さく、使用面積の規制の必要がありません。
ミシュランの三ツ星レストランだって☆が多いほど良いですよね。ペアで覚えておいてください。

↑このページのトップヘ